生まれてきてくれて、ありがとう。

 

皆さん、こんばんは。とまと寿司と申すものです。

皆さん、本日6月29日は何の日か分かりますか?分かりますよね?(圧)

 

そうです、記念すべき我が推し朝香果林さんの誕生日です!!

果林さん、おめでとう!!!!!!!!!!!!!!

果林さんは同好会の中だと最初に18歳になります。合法JKじゃねーか!!

 

推しの誕生日というのは特別なものですよね。なんなら自分の誕生日より大切な気がします。

 

果林さんの誕生日ブログですが、実は去年にも書きました。

tomato-sushi.hatenablog.com

当時は割と暇だったので、心血注いで書いたブログになります。こちらのブログでは果林さんとの出会いから、「三層人格説」を軸とした果林さんの性格に関する徹底考察、私が考える果林さんの魅力など、果林さんへの思いをすべて込めました。今の自分の果林さんに対する考え方や気持ちも、そのブログに書いた内容とほぼ変わっていません。ですから、読んでいただけるとはちゃめちゃに嬉しいです。正直今読んでいただいているこのブログなんかよりも、上記のブログの方を読んでほしいです。

 

 

そんなわけで、今年はたいして書くこともないかなーと思っていました。

しかし、、、、、

 

 

 

 

 

え?ちょっと頭が追いつきませんでした。

少ししてようやく理解できました。あ、スクスタ終わるんだって。

 

 

 

サービス終了が目の前に迫っている今、ついに実感が湧いてきて寂しい気持ちです。ですから、このブログではスクスタにおける果林さんの記録を残しておこうということで、果林さんのキズナエピソード最終話あたりの感想なんかを書いていこうかなと思います。

 

 

 

キズナエピソードを語りたい。

39話「あの夢を追いかけて」

tomato-sushi.hatenablog.com

実はキズナエピソードに関していうと、1月時点で更新されていた37話までの内容については、こちらのブログで触れました。果林さんの将来について、じっくり考えました。

 

キズナエピソード37話の中で、スクールアイドル以外での次の目標は何かとあなたちゃんに聞かれた果林さんは

何かしらね?キミが当ててみて

と答えていて、私はそれに対して様々な考察を巡らせていました。

 

 

その答えですが、39話「あの夢を追いかけて」でついに得られました。

 

空の青さがまぶしい朝、学校へ着くとあなたちゃんよりも先に来ていたのは、、、

f:id:tomato-sushi:20230628232742p:image

あのお寝坊さんで有名な朝香果林さんじゃないか!?果林さんが早起きするなんて、、あなたちゃんとおなじように私も驚きました。

 

新しい目標を見つけたという果林さん。

f:id:tomato-sushi:20230628232804p:image

いつか、世界のランウェイを歩いてみたい

これは果林さんが島を出てきたときの、元々の目標でしたが、「世界のランウェイなんて夢のまた夢」だって、いつの間にか諦めてしまっていました。

しかし、38章で果林さんを褒めてくれた寮組のみんなや、あなたちゃんのおかげで果林さんは地元を出たときの気持ちをもう一度思い出して、ようやく本当の目標に手を伸ばすことを決意しました。だから果林さんは早起きできるようになってたんですね。これは間違いなく成長です。喜ばしいことですが、時の流れを感じてしまって少しだけ寂しくもあります。

「世界のランウェイを歩く」、つまり世界的なモデルになるということ、これは簡単なことではありません。

果林さんの将来についてはすごく気になっていたんです。アニガサキの方でもこの子が未来のことを考えすぎてしまうお話がありましたけど、普通の高校3年生と比べて果林さんの将来を考えることは難しいことなんです。さっきも少し書きましたけど、彼女の夢は本当に大きいものです。本格的なモデルの合格率はオーディションによっても異なりますが、有名なものだと1000人~5000人に1人しか受からない非常に狭き門です。ただ、その大きな夢を叶えるために、覚悟持って島を離れ、読者モデルの仕事をつかみ取り、あれだけ遠かった夢が近づいてきていることもまた事実です。この先に待つ厳しい現実を考えると、本当にこの道で正しいのか、普通に大学に行って就職したほうが安定なんじゃないか、むしろ島に帰って親孝行したほうがいいんんじゃないか、いやでもここまできて諦めるのは嫌だとか、色々考えてしまうと思います。そんなとき、助けになったのが同好会の存在でした。かすみと栞子の応援、そして一番近くで見守るあなたの応援。それらに背中を押された果林さんは、ようやく自信をもって前に進めました。

1月のブログで書いたものをそのまま載っけました。当時の果林さんの目標はあくまで“国内の”モデルを想定していましたが、“世界的な”モデルとは、大きく出ましたね。

 

 

40話「指先から伸びる未来」

キズナエピソード40話「指先から伸びる未来」では、果林さんに海外の雑誌の表紙のオファーが来ます。

これってやばくないですか!?果林さんまだ高校生ですよ!?メインストーリーで積極的にオーディションを受けるなどしていたので、努力が実ったのかもしれません。

ただ、果林さんはこの仕事を受けるか迷っていました。

f:id:tomato-sushi:20230628232918p:image

海外ではさすがに力不足なんじゃないかということ、それから、うまく進みすぎているのが怖いという理由です。

意外にも果林さんは自己肯定感がそんなに高くないです(第3層)。ただ、そんなとことがかわいい。支えてあげたいと思ってしまう。。。

f:id:tomato-sushi:20230628232941p:image

そんな果林さんにあなたちゃんは、果林さんらしくないと喝を入れます。あなたちゃんの「エール」によって果林さんは勇気に満ち溢れ、オファーを受けることを決意します。

 

 

41話「私だけを見ていてほしい」

その表紙の撮影会をするのが、最終話「私だけを見ていてほしい」です。

撮影の後、インタビューの中で果林さんの今後の目標は?と聞かれた果林さんはこう答えています。

f:id:tomato-sushi:20230628233001p:image

プロのモデルの道を目指したいと思ってます。

そしていつか、海外のランウェイを歩きます。

こうしてはっきりと夢を宣言する果林さんを見ていると、なんだか涙腺が緩んできました。いままで、大きな夢をもってはいたけれど、自分の中にしまったままにしていた果林さん。それはきっと自己肯定感の低さによるものだったのかもしれません。

スクールアイドルを始めてからの果林さん、色々ありました。もちろん最初から真面目に取り組んではいたけど、優れた容姿と読モでの経験があるから、きっと自分ならそこらのスクールアイドルに負けることはないと思っていた。けれど1st Seasonでは絵里ちゃんにダンスバトルで負けて、スクールアイドルの厳しさを知った。2nd Season ではさらなるパフォーマンスの向上を求めて部に移ったけど、かすみに負けて自分を見失った。

1月のブログで書いた内容です。

果林さんはプライドが高い女の子でもあります。だから負けるとかなり傷付いてしまう子でもあると思うんです。スクールアイドルとして、モデルとして、何度も負けて、傷ついて、自己肯定感を下げて、、、けどあなたや同好会のみんなの応援で、負けるたびに立ち上がって、必死にもがいてきた果林さん。かっこ悪いからと、そのたゆまぬ努力を隠そうとしてきた果林さん。けど、私は「あなた」として、そのすべてを見てきました。だからこそ、そんな人間臭い朝香果林という子が大好きなんです。

 

 

 

撮影の後、今日の撮影は魅力が出し切れていなかったと不満を漏らした果林さんは、自分のことをよく知るあなたちゃんに撮影をお願いすることにします。

f:id:tomato-sushi:20230628233231p:image

ここの「よーし!」はあのクールな読者モデルの朝香果林さんとは思えない、等身大の女子高生のかわいさがあります。あなたちゃんの前じゃないとこんなかわいい声出しませんよ!こればっかしは、全人類スクスタを開いて聞いてください。

 

 

f:id:tomato-sushi:20230628233301p:image

レインボーブリッジを背景にポーズをとる果林さん。最高にかわいい。美しい。

f:id:tomato-sushi:20230628233338p:image

もっと私をみて

最終話のタイトルに「私だけを見ていてほしい」とあるように、朝香果林というキャラクターが生まれてから、常に一貫した果林さんの欲求です。

や、、、ほんとに、、これからもあなただけを見て生きていきます(笑)。

 

 

 

最後に果林さんはあなたちゃんへの思いと、これからのことを話してくれます。

f:id:tomato-sushi:20230628233627p:image
f:id:tomato-sushi:20230628233649p:image
f:id:tomato-sushi:20230628233656p:image
f:id:tomato-sushi:20230628233634p:image
f:id:tomato-sushi:20230628233641p:image
f:id:tomato-sushi:20230628233703p:image
f:id:tomato-sushi:20230628233711p:image

えっと、ひとつだけ言わせてください

 

 

 

 

 

 

あなかり優勝!!!

 

 

 

 

果林さんは本当にどうしようもない子です(特にスクスタ版果林さん)。朝は1人で起きれなかったし、方向音痴だし、勉強もしないし、、、けどプライドだけは人一倍強くて、後輩の前では弱い自分を見せないようにする。容姿とか、スクールアイドルとしての実力も高いほうではあると思うけれど、だからこそ上には上がいるという現実を知ってしまい、そのたびに挫折しそうになっていた。そんな果林さんが、あなたのおかげで本当の夢に向かう勇気が湧いてきたと言ってくれたこと。そして実際、小さな島から飛び出してきた果林さんが、お台場という場所を経て、今度はもっと大きなステージへ飛び出そうとしていること。今、それを一番近くで支えていて、これからも一番そばでみててほしいと言ってくれていること。

 

私は、本当に嬉しいです。

可能ならば、これからも成長していく果林さんを一番そばで見ていたかった。

けれど、そんな季節ももう終わってしまう。

あさってからは、スクスタを開いて、眠そうな果林さんにおはようと声をかけることもできなくなってしまいます。

 

けど、私はこれからもずっと、スクスタ果林さんを一番近くで応援し続けます。

 

だって、、、

 

だって、、、

 

f:id:tomato-sushi:20230628233811p:image
f:id:tomato-sushi:20230628233818p:image
f:id:tomato-sushi:20230628233825p:image

 

 

2人だけの「約束」を、したから。

 

 

 

 

 

さいごに

突然ですが、皆さんは「誕生日」というものに対してどういう考えを持っていますか?

中学生の時、ある友達が言いました。

「誕生日って、ただ生まれた日と同じ日ってだけなのに、こんなに『おめでとう』とか祝われる理由が分からない」と。

確かに彼が言ったことも分かります。誕生日になったからといって、自分が何か成し遂げたわけでもないし、周りの人に対してなにかメリットがあるわけでもないでしょう。子供であれば、成長を喜ぶという意味合いはあるでしょうが、大人になったらなおさら意味が見出せません。年を重ねても、身体のあらゆるところが劣化していくだけです。

ではなぜ誕生日のお祝いなんかするんでしょう。高校1年の時の自分の誕生日の日、なんとなく分かりました。その日はけっこう盛大に祝っていただいたと思っていて、朝教室へ行くとHappy Birthday的なメッセージが黒板に書いてあって、お菓子とかジュースとかをもらったうえに、歌まで歌ってくれて、正直くそ恥ずかしかったです。けどね、悪い気はしなかったです(ツンデレ)。その日、仲いい人から何回か喋ったことあるくらいの人まで、色々な人に「おめでとう」と言ってもらって感じたのは「自己を肯定されている感覚」でした。そうです、いわゆる自己肯定感が上がったんです。「自分って生きてていいんだ」、みたいな。先ほど、誕生日がきたからといって、本人は何かを成し遂げたわけではないと書きました。けれど、だからこそだと思うんです。特に理由はないけど、みんなが祝ってくれる日。自分が生まれてきたこと、ただここまで生きてきたことを褒めてくれるような、そんな日。それが「誕生日」なんじゃないかなって、思うんです。

 

だから今日は声を大にして言いましょう。

「果林さん、お誕生日おめでとう!!」

「生まれてきてくれて、ありがとう!!」

って。果林さんもきっと喜んでいると思います。

果林さんのかっこいいところも、かわいいところも、弱いところも。全部を受け入れてくれる優しい「あなた」が世界中にたくさんいることを、今日は知ってほしいな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

f:id:tomato-sushi:20230628233918j:image

心の底から、愛してる。

「永遠の一瞬」ってなんだろう?

こんばんは。とまと寿司です。

スクスタストーリー最終章、ついに更新されましたね。皆さんはもうご覧になりましたか?(読んでいないというそこの君!あと半月あるぞ!)

で、その最終章読んでるときに、あぁこれ「永遠の一瞬」だなあってずっと思いながら読んでました(???)。といいますのも、ちょっと前にようやく「永遠の一瞬」の意味を自分の中で納得のいく形で落とし込めたからです。

ということでこのブログでは、私なりに「永遠の一瞬」について考えたことを書いてみました。ちなみにここでの「永遠の一瞬」は、虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の『永遠の一瞬』という楽曲についてというよりも、「永遠の一瞬」という概念そのものについてです。

 

 

「永遠」とは?

「永遠」と「一瞬」、時間的な感覚で考えれば、一見相反しているような2つの言葉。それら2つの言葉を繋げた「永遠の一瞬」というタイトルは、、、“なんかエモい”。それが最初の感想だった気がします。けれど、その実態は分かるようで意外とよく分かりませんでした。正直いって5thライブの頃は分かったような気になって感動してた気がします。

 

まずは「永遠」について。
「永遠」というものをネットで調べると

物事の変化を認識するための概念である時間に対し、変化しないものの概念であり、常に移ろい過ぎ去っていく時間に対し、不変のものを言う。 (Wikipedia)

とでてきます。

 


つまり「永遠」とは「不変」のものであり、逆に言うと「永遠」は「変化」と相対するものです。「永遠」というテーマが取り扱われる時、こういった話がよくでてくるような気がします(私は原神でみっっちり学びました)。

 


私はこの世に永遠に続くものがあるのかと考え、「不変」であるものを探しました。

 

とりあえず世界の始まりから考えてみます。この世界がビックバンで誕生してから、物体を構成する原子は常に動き続け、衝突を繰り返してきました。アインシュタインが理論を説明した、ブラウン運動というやつです。どんなに動いていないように見える物体であっても原子レベルでは常に微細に振動しています。つまり、この世の物も人もすべて動き続けている、「変化」し続けているのです。

変化し続けているという意味では、「永遠」に変化し続けていると言えなくもなさそうですが、これは「永遠」とよく間違えるやつで、「延々」というものです。どちらも「長く続くこと」を意味しますが、「延々」は「永遠」と違って無限ではありません。

こんなようなことを考え続けた挙句の果て、この世界に「延々」はあっても、「永遠」は存在しないんじゃないかという考えに至りました。結論から言うと、この考えはおそらく“ほぼ”正解です。

 

先ほどWikipediaから引用した「永遠」の定義のようなものを振り返ると、「永遠」は「物事の変化を認識するための概念である時間」に相対するものでした。さて、「時間」という言葉。果林推しとして無視せずにはいられません。この言葉を考えると、2期11話「過去・未来・イマ」のことなんかがすっと浮かんできました。そして、ぼけーーっと考えたんです。「過去」と「未来」と「イマ」の関係性を。そしたら何となく思ったんです。

「イマ」この瞬間は絶え間なく「過去」へと変化し続けるものだなと。

「イマ」の積み重ねが「過去」だなと。

そして、一度「過去」へと変わってしまった時間はもう戻せない、変えることのできないものだなと。

 

 

 

 

 

ーーーーーーん?待てよ?

変えることのできないものということは、、、、変化しようにもできないものじゃないですか!

 

もしこの世界に「永遠」があるとしたら、それはきっと「過去」の中にあると思います。なぜなら、「過去」だけは変えられないからです。先程の「永遠」などないという帰無仮説は、「イマ」というこの瞬間における世界に限定した話でした。四次元的にこの世界を考えるならば、私たちが干渉できない過去は「不変」のはずです。

 

 

 

ただですよ、過去に起きた出来事ならなんでも「永遠」になるっていっていいんでしょうか。

突然ですが皆さんは10年前の今日、何をしていましたか?晩ご飯は何を食べましたか?

正直いってほとんどのひとが覚えていないと思います。自分も、その日一緒にいた人も、誰もが忘れてしまった過去。そんな過去は「永遠」といえるでしょうか。いや、言えないでしょう(高校古典以来に使う反語)。なぜならもうこの世(今)に存在しないものだからです。私たちの頭の中にしか存在していなかった過去は、人間の忘却能力の末にこの世から消えてしまいました。(たしかに10年前の今日、晩ご飯にはきっと“なにか”を食べていて、その事実は変化しないでしょうけれど。)

どうしても失われた10年前の記憶を取り戻したいと思ったら、、、その日に書いた日記なんかがあるといいでしょうか。10年前の今日の記録を見れば、その日にしていたことが分かりそうです。

そうです、「記録」が大事なんです。人間の記憶には限界があります。どんなに印象的なことで死ぬまで覚えていたとしても、死んだらこの世から消えます。

とはいえ、記録したとしても、紙は燃えるし劣化するし、インターネットも昔のものはいずれ見れなくなるかもしれません。この世の記録媒体ですら、物体でしかないのでしょうがないことです。

だから完全な「永遠」なんて、きっとないです。けれど、「記録」することがもっとも「イマ」の出来事を「永遠」に近づけると思います。地球が滅亡するようなことが無い限り、きっと続いていくはずです。現にアインシュタインブラウン運動の理論を説明したことは、100年以上がたった今でも私たちは知ることができるし、この先の未来もきっと限りなく「永遠」に近いくらいずっと、その事実は変化せず受け継がれていくことでしょう。(ただし、ブラウン運動のような価値のある情報だからこそ、今まで受け継がれてきたという側面はあるでしょう。受け継がれる価値のない記録や印象的でない出来事は、そのうち消えてしまう蓋然性が高いです。)

 

余談ですが、高校時代から私はたまに日記を書いています。日記を書く理由は主に2つあって、まずは自分と対話し、心を整理するためです。なのでむしゃくしゃしたときに書くことが多いです。2つ目は、日常のちょっとした出来事を記録しておくためです。本当にちょっとしたことでいいんです。楽しかったこととか、友達が言った面白いこととか、ちょっとムカついた言動とか、色々考えて見た事とか。あとで見返すと意外と面白いのでおすすめです。もしかしたら、ツイッターを日記代わりにしている人もいるかもしれませんが(笑)。

 

 

 

 

 

「永遠の一瞬」

「永遠」ついて少し理解が深まったところで、ここからは本題の「永遠の一瞬」について考えていきたいです。

「一瞬」というのは、「永遠」ほど難しい概念ではないと考えていて、文字通り「一回瞬きするくらいのほんの少しの時間」のことです。

「イマ」というこの瞬間は「一瞬」です。ですが注意しておきたいのが、「イマ」=「一瞬」ではありません。あくまで「イマ」は「一瞬」のひとつです。「一瞬」とは1フレームのようなものだと思います。きっと「一瞬」という1フレームの積み重ねが「過去」を作っています。積分をするとき、面積を求める範囲をハムのように細かく切って、それを足し合わせるという考え方を習いましたよね。「一瞬」とはその一枚の「ハム」みたいなものだと思います(絶妙に分かりにくい例え)。

ではその「一瞬」が「永遠」であるとはどういうことなのか。

 

 

ちょっとここでスクスタの『永遠の一瞬』が作られたエピソードを軽く振り返ってみます。

3rd Season 41章、Aqoursのライブからの帰りのバスの中で、あなたチャンは「私だけ何もない、何も成長できてない」という悩みを同好会メンバーに吐露します。同好会メンバーはそんなあなたチャンをやさしく包み込み、おかげで少し元気を取り戻します。あなたチャンは、これも私の青春だと認め、この気持ちを曲にすることに決めます。全員で歌詞を出し合い、完成した曲が『永遠の一瞬』です。同好会13人は完成したその曲をすぐにその場で歌いました。簡単にまとめちゃいましたが、これが『永遠の一瞬』のできた背景です。

f:id:tomato-sushi:20230616232019p:image

 

つまりこの曲は、あなたチャンが今の自分の青春を綴った曲になります。かつ、同好会による、同好会のための曲でもあると思います。だからおそらくスクスタでは同好会以外の人の前では歌ってない曲なんじゃないかなと思ってます(間違ってたらスンマセン)。

 

何気ない日常も

いつか 特別な青春の1ページ

皆と過ごした日々はいつまでも

輝き続ける

こちらは『永遠の一瞬』の歌詞の一部です。

「1ページ」という歌詞。私的には、「一瞬」や先ほど少し書いた1フレームという言葉に近い気がします。さらに「ページ」という歌詞が記録媒体であるノートを彷彿させることから、「1ページ」という歌詞は「イマという瞬間を切り取った記録」という意味を感じました。

 

 

結局、ここまで「永遠」の定義から考えてきて何が言いたかったかといいますと、『永遠の一瞬』という曲はそれ自体が記録なのではないかということです。

『永遠の一瞬』という曲は、同好会13人が今、こうして一緒の時を過ごし、青春をともにしているこの何気ない「一瞬」を、楽曲として記録することで「過去」へと保存し、これを「永遠」のものにしよう、という想いの込められた曲なんじゃないかと考えました。

そしてこれが、私の考える「永遠の一瞬」観でもあります。

 

 

f:id:tomato-sushi:20230616231935p:image

このブログの冒頭で、最終章を読んでいるとき「永遠の一瞬」だなあって思いながら読んでたことを書きました。それはやはり最終章にてお台場で開催されたお祭りが「歴史」に残るようなものにしようという気持ちで作られていたからです。

たしか、この最終章では「歴史」という言葉が何度も使われていた気がします。「歴史」とはまさに「過去の記録」です。お台場レインボーカーニバルを通じて、このお祭りを主催した虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会の13人がいたこと、それに協力するお台場の人たちやμ'sやAqoursがいたこと、そしてそのお祭りを楽しむ人たちいたこと。それらを残そうというのですから、それはもう「永遠の一瞬」です。最終章の1つ前の章の最後の曲と『KAGAYAKI Don't forget!』の直前の曲が『永遠の一瞬』になっていたのはそういうことなのかなあと勝手に思いました。(最終章のライブステージに『永遠の一瞬』が入ることは予想してましたが、ここに入ったのはさすがに横転しました)

 

そして最後の曲、『KAGAYAKI Don't forget!』。

トキメキ忘れないずっと 忘れたくない

Oh yeah 忘れない

Hi, oh yeah トキメキの歌(ソング)

Oh yaah 忘れない

Hi, oh yeah 僕たちの日々(デイズ)

タイトルに「Don't forget」とあるように、「忘れない」ということを強調したような歌詞になっています。ですが、ここまで書いてきた私には分かるんです。残酷なことに「忘れない」というのは難しいことだと。この世界に時間の概念がある限り、人は忘れ続けます。たとえ記録したとしても、「永遠」は時間の概念と相対しているため、この世界に完全な「永遠」などなく、どんなことだって、いつの日か誰もが忘れてしまうでしょう。

 

 

けど、だからこそ、忘れたくないんです。運命に抗いたいんです。きっと、この曲を通じて「歴史」を残したいんです。これは、忘れないでいることが可能かどうかという話ではなく、「忘れるもんか」という意志です。「あなた」としてのスクールアイドルとのかけがえのない思い出、そして美里さんやマイさん、ツムギチャンなど、スクールアイドルを応援する人たちがいたこと、そんな中、ともに紡いできた物語の中でもらった“トキメキ”や“輝き”、これらを、集大成となる『KAGAYAKI Don't forget!』という曲によって記録しようとしたことは、「絶対に忘れたくないんだ」という温かくも力強い意志を感じました。

 

なんか素敵ですよね、、、(語彙力)

 

 

 

さて、今月末スクスタはついにサービス終了を迎えます。ここでは詳しく書きませんが、私自身、とても寂しく思っています。スクスタにはたくさんのトキメキをもらったし、思い出もたくさんあります。忘れたく、、、ないですよね。

だから私はこうしてブログを書いているのかもしれません。私なりの「永遠の一瞬」的な考えでいえば、このようにスクスタに関するブログを書いたり、スクスタの思い出をツイートすることは、スクスタというアプリがあったことの記録となり、それは「過去」へと保存され、「永遠」に近いものとなります。どうやら素敵なハッシュタグもあるようですし、今のうちに積極的に残しておきたいなというところです(ただ当のブログ主は蓮の沼に突き落とされて、スクスタさんのことを考える余裕がないようです)。

 

 

きっとこれはスクスタに限った話ではありません。少し真面目な話をすると、例えば被爆者の記憶とか、公害病に苦しんだ人たちの声とか、最近だとパンデミックのこととか。風化させてはいけないものがあると思います。

情報化の進んだ現代社会では、そういった情報も得やすくなった一方で、情報の流れるスピードは速く、人々は日々興味のある新しい情報を得ては、同時に同じくらいの記憶を忘れています。そんな情報を消費するような時代に、前述したような大切なことを風化させないでおくにはやはり、記録をし続け、「過去」へと保存し、「未来」へと繋げていく必要があります。

 

そしてそれができるのは、他でもない「イマ」を生きる私たちなんでしょうね。

 

 

 

 

ここまで、なんだか小難しいことを書いてきました。たまにはこういうのも楽しいですよね☆

ですが、「永遠の一瞬」なんて本当はもっと簡単な事なのかもしれません。ここまで書いてきた内容のアンチテーゼにはなりますが、「永遠の一瞬」ってそんな理屈っぽい話じゃなくて、感覚的なものなんじゃないかということです。

私が「永遠の一瞬」について調べる中で、ある言葉を見つけました。

永遠は一瞬の中にある

これはショーペンハウアーという哲学者の残した言葉です。私は哲学にはあまり詳しくないので、ショーペンハウアーという人がどういう人物で、どういう思想を持っているのかは分かりません。そしてこの言葉が、どういう経緯で生まれたのかも知りません。

ですがこの人は感覚的に、「一瞬」をまるで「永遠」のように感じた瞬間、というのがあったのではないでしょうか。調べてみた感じ、他にもそう感じた経験がある人が何人もいるようです。

 

 

もうちょっと感じていたい この永遠の一瞬を

『永遠の一瞬』の歌詞にこうあるように、やはり「考えるな、感じろ。」ってやつなのかもしれません。

実は『永遠の一瞬』が作られた経緯では触れませんでしたが、あなたチャンがサビのメロディーを思いついた瞬間は、同好会メンバーがそれぞれのやりたいことを話している、本当に何気ない瞬間でした。その「一瞬」にあなたチャンは「永遠」を感じて、このタイトルをつけたのかもしれません。

 

 

ちょっと私にはまだその感覚が分からないです。それは大切なライブでの一瞬かもしれないし、友達と遊んでる何気ない瞬間かもしれないし、プロポーズに成功したときかもしれないし、、、まだ想像することしかできないです。ですが、そんな瞬間がいつかきたらいいなと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

f:id:tomato-sushi:20230616232104p:image

かわいい。

スクスタ46章第1話を語りたい。

みなさん、こんにちわ、こんばんわ、おやすみなさい。とまと寿司です。

先日公開されたスクスタストーリー46章、みなさんはご覧になりましたか?

今回の46章、第1話「1歩目のドキドキ」は主に果林さんのお話でした。これキズナエピソードかな?って思ったぐらいには果林さんのお話でした。いやもう果林推しとしてはね、こみ上げてくるものがたくさんありまして、語らずにはいられんですよ。ツイートするには少し長くなりそうだったんで、ちょっとした感想ブログにすることにしました。というわけで、こちらのブログは46章1話のみの感想ブログです。46章全体に関するブログ等は他の素敵な方々にお任せします(笑)。でもまだ4thSeason終わってないので書けないんですかね。てか46章でひと段落した感あった気がしたんですけど、これから4th Seasonどうなってくんですかね。楽しみです。すいません、嘘です(笑)。この前の生放送で初めて知ったんですが4thSeason終わったんですね(笑)。これまでのSeasonは少なくても10章くらいはあったので早い感じがします。

 

〈注意〉

※このブログは一部46章、および果林さんのキズナエピソードのネタバレを含みます。(メインストーリーの本筋に関わるようなところにはほとんど触れていないので、そんなに気にしない人は大丈夫だと思われます。。。)

※毎度のことですが、私がここで書いていることは正解とかではないので、「こういう風に考える人もいるんだな~」という感覚で読んでください。

 

 

 

ここ最近のスクスタ果林さん

46章第1話でのグラビア撮影は、果林さんが応募して勝ち取ったものでした。

f:id:tomato-sushi:20230127150112p:image

ではどういう経緯でグラビア撮影を応募するに至ったのか、それを簡単に振り返りたいと思います。

 

まずは3rd Season39章の4話から。

このお話で、普段読者モデルをしている雑誌でグラビア特集を組んでもらえることが明かされます。スクールアイドルエキシビションのPVを見た読者が、編集部にメールを出してくれたらしいです。

f:id:tomato-sushi:20230127162324p:image
f:id:tomato-sushi:20230127162331p:image

普通の読モの撮影とグラビア撮影だと何が違うのかあんまりわかってない人のためにいっておくと(私もあんまりわかってない)、読モのほうはおそらくファッションがメインで、モデルにはあんまりスポットライトが当たらない感じです。数人のモデルが均等に載ります。一方でグラビア特集となると、特集されるモデルにスポットライトが当たることになります。なのでそのモデルさんがある程度注目されていて、企画に需要がないと特集されることは無いはずなので、果林さんにとっては大きなステップアップなんです。

そのグラビア特集についてどんな内容にしたらよいか果林さんとあなたちゃんで話し合うんですが、、、そのやりとりがね、本当に好きなんです。あなたちゃんに褒め倒されて、照れてしまう果林さん、、、かわいいです。

 

f:id:tomato-sushi:20230127144435p:image
f:id:tomato-sushi:20230127144442p:image

そんなことは置いといて、このお話の中で、将来は本格的なモデルになることを目指しているのかとあなたちゃんに聞かれますが、この時はまだ将来のことは分からないと果林さんは言っています。そのうえで、人前に立って、誰かに見てもらえる仕事をしたいとも話しています。

 

 

続いて、4th Season44章の5話。

44章では進路希望調査表が配布され、自分の進路について考える章でもありました。「ちゃんと決めるのは来年でもいっか!」と思える1,2年生とは違って、数か月後に卒業が迫る3年生にとってはかなり重要な問題でした。

それは果林さんについてもいえることで、39章から時間がたった44章5話の時点でも、いまだに進路について悩んでいる様子でした。すると、悩んでいることをかすみと栞子に気づかれてしまいます。そこで2人に自分の将来やりたいことを打ち明けます。

f:id:tomato-sushi:20230127144929p:image
f:id:tomato-sushi:20230127144935p:image
f:id:tomato-sushi:20230127144942p:image

こういっちゃなんですが、すごく抽象的で、壮大な夢です。地味に果林さんのルーツというか、原動力となる思いが初めてはっきりと明かされた瞬間でもあった気がします。

ただ、果林さんはリアリストな一面があって、モデルの世界の厳しさを分かっているからこそ、なかなか進路調査表には書けずにいました。

 

f:id:tomato-sushi:20230127145105p:image

ですが、かすみと栞子の2人が本当にいいことを言ってくれます。

f:id:tomato-sushi:20230127154154p:image
f:id:tomato-sushi:20230127154201p:image
f:id:tomato-sushi:20230127154207p:image
f:id:tomato-sushi:20230127154214p:image
f:id:tomato-sushi:20230127154221p:image

なんて優しいんでしょうか。おじさんは泣いてしまいそうです。

 

f:id:tomato-sushi:20230127162926p:image
f:id:tomato-sushi:20230127162933p:image

そんな2人からの「エール」を受け取って、果林さんは覚悟を決め、自分の本当に目指したい場所にむけて頑張ることを決意しました。「私にしかできない新しいモデル」とはいったいどんなモデルなんでしょう?今後の果林さんを考えるうえで大事なテーマになってきそうです。

個人的に、かすみと栞子からの「エール」っていうのがアツいんですよね。エマや彼方、あなたちゃんからならけっこう分かるし、今までとそんなに変わらないなって感じなんですけど、1年生の2人からっていうのは珍しいです。というのも、果林さんは基本的には後輩の前ではかっこいい自分でありたいという理想があって、本当に気の許せるエマや彼方、あなたちゃん以外には情けないところを見せないようにするし、ましてや今回のように相談なんてしない人でした。(というのが私の果林さん観です。詳しくは下記のブログの朝香果林の「三層人格説」を読んでください。)

tomato-sushi.hatenablog.com

この朝香果林の「三層人格説」はいまでもかなり自信をもっている説ではありますが、一方でこれは当時の情報をもとに唱えたものでもあります。スクスタのストーリーはそれ以降も紡がれているわけで、果林さんの「三層人格」もアップデートされていてもおかしくないはずです。正直、いろいろな場所でその「アップデート」は感じていましたが、果林さんがかすみと栞子に悩みを打ち明けたことは、明確にそれを感じ取れる瞬間でした。もっというと、かすみや栞子を含め、もともと三層人格の第二層にいたニジガクメンバーたちが第三層に入り始めてきているかなという気がしています。これは果林さんが同好会のメンバーとともに時間を過ごす中で、さらに気の許せる仲になってきたことの表れだと思っています。親のように果林さんを見守っている私としても本当にうれしいです。

 

 

続いて、同じく4th Seasonの7話。

f:id:tomato-sushi:20230127145231p:image

寮メンバーが朝のお茶会?をしている会話の中で、果林さんが色々なオーディションに応募していることが明かされます。5話での決意を胸に、頑張っていることが分かります。

 

 

46章第1話「1歩目のドキドキ」

ここまで果林さんがグラビア撮影を応募するに至った経緯を書いてきましたが、ようやく46章第1話です。ここからは実況形式でお送りいたします。

f:id:tomato-sushi:20230127154850p:image

f:id:tomato-sushi:20230127163512p:image

f:id:tomato-sushi:20230127155650p:image

まず、貴重な敬語果林さん。新鮮です。モデルとしての果林さんが垣間見えてドキドキします。「1歩目のドキドキ」ならぬ「1言目のドキドキ」です(?)。

 

f:id:tomato-sushi:20230127154921p:image
f:id:tomato-sushi:20230127154928p:image

大人の仕事の現場に緊張するあなたちゃん。こんな風に果林さんがあなたちゃんをからかうのも「あなかり」要素です。

 

f:id:tomato-sushi:20230127155735p:image
f:id:tomato-sushi:20230127155741p:image
f:id:tomato-sushi:20230127155748p:image
f:id:tomato-sushi:20230127155754p:image
f:id:tomato-sushi:20230127155801p:image

このグラビア撮影は果林さんがオーディションで勝ち取ったものです。さっきも少し述べた通り、普段の読者モデルとはわけが違うことが分かります。

 

f:id:tomato-sushi:20230127162114p:imagef:id:tomato-sushi:20230127155837p:image
f:id:tomato-sushi:20230127155843p:image
f:id:tomato-sushi:20230127155850p:image

あなたちゃんの前で弱さを見せる果林さん。第3層すぎる。(←日本語話してください)アニガサキの9話でもそうでした。普段は堂々としてる果林先輩でも、ダイバーフェスでのソロのステージの直前は怖気づいてしまっていました。ほかの人には見せないようにしてますけど、果林さんだって怖いものは怖いんです。けどあなたちゃんにはそれを話してくれる(そんなところがかわいい)。これはこれまであなたちゃんと果林さんが築いてきた信頼関係があってこそのものです。

 

f:id:tomato-sushi:20230127155924p:image
f:id:tomato-sushi:20230127155931p:image
f:id:tomato-sushi:20230127155938p:image
f:id:tomato-sushi:20230127155945p:image
f:id:tomato-sushi:20230127155951p:image

あなたちゃんの「エール」です。果林さんも笑っちゃってましたけど、あなたちゃんの応援の言葉は少し無責任なようにも聞こえます(果林さんを笑わせることで緊張がほぐれたので結果オーライ)。でも、これでいいんです。応援の言葉なんてどうでもよくて、大事なのはあなたちゃんからの応援であるということです。例えば、あなたが受験生だとしましょう。試験当日、テレビの良く知らん芸能人に「受験生、がんばれー!」と言われたところでさほど心に響きませんよね?それよりも、毎日お弁当を作ってくれたお母さんに一言「いってらっしゃい」と言われる方がうれしい気がします。それと同じで、これまでそばで果林さんの努力と成長を見てきたあなたちゃんだからこそ、力のある応援になるんだと思います。

これを無自覚でやるのがあなたちゃんのすごさです。果林さんはすでに気づいているんですけど、あなたちゃんは無自覚たらしの才能があります。

 

f:id:tomato-sushi:20230127160029p:image
f:id:tomato-sushi:20230127160037p:image

自信に満ち溢れた果林さんのスチルが、音楽とともに出てきました。

その瞬間、目頭がぐわああっと熱くなって、視界がぼやけるのを感じました。

まずはスクスタさん、果林さんのスチルを作ってくれてありがとうごさいます。こんないい顔しちゃって、、、本当に、本当に、嬉しかったです。

 

f:id:tomato-sushi:20230127160047p:image
f:id:tomato-sushi:20230127160054p:image
f:id:tomato-sushi:20230127160101p:image

撮影が終わり、あなたちゃんの褒め倒しターンです。こうやって果林さんを照れさせるのも、いつもの「あなかり」だなあって感じです。

 

f:id:tomato-sushi:20230127160128p:image
f:id:tomato-sushi:20230127160135p:image

次の撮影も決まったようで、将来への道が少しずつ開けてきているのを感じます。

 

f:id:tomato-sushi:20230127160301p:image
f:id:tomato-sushi:20230127160309p:image
f:id:tomato-sushi:20230127160315p:image
f:id:tomato-sushi:20230127160322p:image
f:id:tomato-sushi:20230127160329p:image

最後に、あなたちゃんはこれからも果林さんをサポートしていくよってことが2人の間で決まりました。

46章1話はこの後ツムギさんが登場するパートに移るんですが、果林さんが登場する部分はこれで終わりです。いやあ、、、最高でした。ちょっと言葉が出ません。ごめんなさい、文章で書き記しておくためのブログで言葉が出ませんはさすがにアホらしいので、少し感想書きます。

果林さんの将来についてはすごく気になっていたんです。アニガサキの方でもこの子が未来のことを考えすぎてしまうお話がありましたけど、普通の高校3年生と比べて果林さんの将来を考えることは難しいことなんです。さっきも少し書きましたけど、彼女の夢は本当に大きいものです。本格的なモデルの合格率はオーディションによっても異なりますが、有名なものだと1000人~5000人に1人しか受からない非常に狭き門です。ただ、その大きな夢を叶えるために、覚悟持って島を離れ、読者モデルの仕事をつかみ取り、あれだけ遠かった夢が近づいてきていることもまた事実です。この先に待つ厳しい現実を考えると、本当にこの道で正しいのか、普通に大学に行って就職したほうが安定なんじゃないか、むしろ島に帰って親孝行したほうがいいんんじゃないか、いやでもここまできて諦めるのは嫌だとか、色々考えてしまうと思います。そんなとき、助けになったのが同好会の存在でした。かすみと栞子の応援、そして一番近くで見守るあなたの応援。それらに背中を押された果林さんは、ようやく自信をもって前に進めました。まさに将来への「1歩目」です。こうなった果林さんはきっと無敵です。きっといい未来が待っているんじゃないでしょうか。はあ、、、まったく、、手のかかる子ですよね。。。(大好き)

 

 

 

【補足】ここ最近のキズナエピソード

実はここ最近のキズナエピソードでも関連するようなお話が展開されています。読者モデルコンテストのお話です。読者モデルコンテストは果林さんが普段読者モデルとして載っている雑誌の企画です。果林さんは島にいた頃から、このコンテストに出るのが夢だったそうです。

f:id:tomato-sushi:20230104212316p:image

けれど、そんなコンテストに出るのを果林さんは悩んでいました。スクールアイドルとして活動するようになった今、スクールアイドルの方に全力を注ぎたいと考えていたからです。

そんなわけで読者モデルコンテストに出ることを躊躇していた果林さんでしたが、

f:id:tomato-sushi:20230127161245p:image
f:id:tomato-sushi:20230127161252p:image
f:id:tomato-sushi:20230127161258p:image
f:id:tomato-sushi:20230127161305p:image

「迷ってるってことは挑戦したいって気持ちが0じゃないのに、挑戦しないなんて果林さんらしくない」というあなたちゃんの意見に焚き付けられて、読者モデルコンテストに出ることを決めます。

それからは、海未ちゃんや栞子のもとで修業したり、時には休んだり、衣装を買いに行ったりと、万全な準備をします。そして迎えた第17回読者モデルコンテスト、、、、

f:id:tomato-sushi:20230127161320p:image

なんと果林さんが優勝します。5話分くらいの内容をたったの2文でまとめたのでめっちゃあっさり感ありますが、かなり努力していました。その結果が無事、実ったのかなと思います。きっとこの優勝も果林さんの大きな野望を叶えるための大きな1歩になったはずです。

f:id:tomato-sushi:20230127161437p:image

 

 

読者モデルコンテストの後、キズナエピソード最新話では、果林さんの次の目標について言及があります。果林さんの次の目標をあなたちゃんが聞くと、「同好会のライブで1番の注目を集めること」と答えます。ではスクールアイドル以外ではどうなのかと聞かれるとこう答えました。

f:id:tomato-sushi:20230127161419p:image

なにやら意味深な答えを残しています。メインストーリーとキズナエピソードの前後関係が分からないので何とも言えないですが、やはりオーディションでグラビア撮影を勝ち取り、より大きな舞台へ進んでいくことなのでしょうか。

あなたちゃんと果林さんの信頼関係はかなり強いということを散々書いてきましたが、なぜここでは次の目標を明かさなかったのでしょうか。3つの理由を考えてみました。

①単純に、まだ決まってない

実はこれを言う前に果林さんは「うーん。。。」と少し考えるような言葉を漏らしています。なので実際はまだ決まってないけど、なんかかっこいい感じがするから秘密ってことにしてみた可能性はありますw

②あなたにあてて欲しい

あなたちゃんのことが好きだからこそ、自分から言わなくても気づいて欲しいと思っているんじゃないでしょうか。きっと女の子ってそういうとこありますよ(知らんけど)。それか、あなかり特有のちょっとした意地悪かもしれませんね。

③あなたに頼りたくない

いままでさんざんあなたちゃんに頼ってきたから、そろそろ自分だけでもできるんだってところを見せたいと思っているという可能性です。結構ありがちなやつですがこの③の可能性はないんじゃないかなと思っています。というのも46章の1話のところで分かったように、果林さんが遠慮したところであなたちゃんは自分から果林さんのサポートをしようとします。その活動がスクールアイドルであれ、モデル活動であれ、関係ありません。そして果林さんももう、あなたちゃんがそういう人だってわかっています。この2人はすでにパートナーのような関係なんです。(このことは2人が読者モデルコンテストのトロフィーを1週間ごとに交代で持っていることからも分かる。)果林さんの夢を叶えるのが2人の夢なんです。だからきっと2人で前に進んでいきたいと思っているでしょう。

 

 

 

さいごに

46章1話で登場した果林さんのスチル、本当に嬉しかったです。実はメインストーリーに果林さん単独でのスチルが登場したのは今回で2回目でした。前回はというと、、、

 

 

 

 

f:id:tomato-sushi:20230127161735p:image

2nd Season 24章、完全に自信を喪失してしまった時の果林さんでした。

スクールアイドルを始めてからの果林さん、色々ありました。もちろん最初から真面目に取り組んではいたけど、優れた容姿と読モでの経験があるから、きっと自分ならそこらのスクールアイドルに負けることはないと思っていた。けれど1st Seasonでは絵里ちゃんにダンスバトルで負けて、スクールアイドルの厳しさを知った。2nd Season ではさらなるパフォーマンスの向上を求めて部に移ったけど、かすみに負けて自分を見失った。

 

それが今じゃ、あんなに自信に満ち溢れた顔になっちゃって、、、

f:id:tomato-sushi:20230127161753p:image

果林推しとして、あなたちゃんを通して果林さんの成長を一番近くで見守れたことがなにより幸せです。そしてこれからも一番近くで

 

 

彼女を見守りたい。

 

彼女を追いかけていたい。

 

彼女を支えたい。

 

彼女の「マカロン」であり続けたい。

 

そう強く思いました。

 

f:id:tomato-sushi:20230127175115p:image

 

 

 

 

ここまで、読んでくださってありがとうございました。46章1話を読んだ時のトキメキに導かれるまま書き始めたこのブログですが、本当はまじで3分で読めちゃうようなちょっとした感想ブログにする予定だったんですけど、果林さんのこと考えてると書きたいことが無限にあふれてきて少し長くなっていしまいました(オタク特有の早口)(ここまで一息)。正直、果林推しでもない人からしたら、そんなに感じることもないようなブログだったかもしれませんし、こんなものほぼ自己満にすぎません。けれど推しについて書くという行為は、1つの「大好き」の表現ですよね。もちろん他人に迷惑をかけない前提ではありますけど、自分の「大好き」を大切にすること、表現すること、そしてそれらを肯定すること。これは虹ヶ咲が教えてくれた大切な理念の1つです。A・ZU・NAのユニットライブを1週間後に控える今、そんなことを考えながら書かせていただきました。今後のスクスタのストーリーがどうなるのか、キズナエピソードも含めて楽しみにしています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今夜のにじよん4話、ついに全果林推し待望の幼少期果林さんが見られるみたいで楽しみです!「果林と栞子と将来」というタイトルも個人的にはタイムリーな話題だったので、なおのこと嬉しいです。

 

Future Paradeとアニガサキと私。

みなさんこんにちは。とまと寿司です。

虹ヶ咲5thライブお疲れさまでした!このブログでは5thライブの感想や考えたことなどをまとめていきます。いつもツイッターで虹ヶ咲に関することはブツブツつぶやいてるんですけど、ツイッターだと文字数制限もあるし、あとで見返しにくいので記録としてここに書いておきます。そんな感じのいつも通りのお気楽ブログですので、適当に読んでくれたらうれしいです。

※毎度のことですが、私がここで書いていることは正解とかではないので、「こういう風に考える人もいるんだな~」という感覚で読んでください。自分の気持ちを大事にしてほしいです、切実に。

 

f:id:tomato-sushi:20221003212541j:image

 

 

 

まず私がどの公演にどこで参加したかまとめると

有明Day1 :アリーナ最後列

有明Day2:カラオケで配信視聴

武蔵野Day1:アリーナ最後ブロック

武蔵野Day2:アリーナ最後列

という感じで一応3日間、アリーナ席で現地参戦できたわけですが、どこもアリーナの後ろの方で正直この5thライブはあまり席運に恵まれなかったですね。キャストさんほぼ見えなかったです。座席発表でアリーナと表示されてワクワクしながら会場に行くと、めっちゃ後ろでちょっとがっかりするということを何回か経験しました!ぴえん!

 

気を取り直して感想とか書いていきたいわけですが、さすがに全曲書いていったらやばい量になるので、書きたいことを数ポイントに絞って書いていきます(Future Paradeのことしか書いてないです!)。ほんとは「何分何秒のだれだれさんの表情が~ニチャア( ≖͈́ ·̫̮ ≖͈̀ )」とか書きたいんですけど、たぶん需要無いので我慢します。

 

Future Paradeで振り返るアニガサキ

皆さんご存じかと思いますが、「Future Parade」は2期の締めの全員曲です。初めてアニメで見たときは、アニメ中で初めてのお揃い衣装ということに驚いたし、映像も好きでしたけど、曲自体はそこまででもないかなというのが正直な感想でした。まあというのも、1期の「夢がここから始まるよ」が自分にとってやばすぎて、2期の最後だし夢ここくらいの激エモ曲がくるんじゃないかと勝手に思っていたからです。けれどアニメの放送が終了して、少しずつアニメの振り返りをしていったり、フォロワーさん方のブログやツイートを拝見したりする中で、いつのまにか、2期の最後に持ってくる曲としてこれよりふさわしい曲はないなと思うようになりました。

ちょっとアニメの話になるんですけど、私はアニガサキの根幹を「トキメキ」「エール」だと思ってるんですよね。「トキメキ」と「エール」という風にまとめるとすごくすっきりして好きなんですけど、さすがに抽象的すぎるので軽く説明します。

 

「トキメキ」

「トキメキ」というのはこれまたむずかしいですが、例えば1期の1話でせつ菜のステージを見た侑と歩夢がときめいてましたよね。あれとかです。それ以外にもスイスでスクールアイドルの動画を見たエマちゃん、DIVE!のステージを見た璃奈と愛さん、SIFの配信を見たランジュ、薫子のステージを見た栞子とか、同好会のメンバーだけでもたくさんあります。このようにトキメキは「きっかけ」となって、自分のやりたいこと、好きなことが生まれます。それを追求していった先に「夢」が生まれると思っています。そして、この「トキメキ」は連鎖していくものでもあります。せつ菜のステージからトキメキをもらった侑ちゃんは、作曲者として今度はトキメキを与える存在(=「スクールアイドル」)になっていました。これがいわゆる「トキメキの連鎖」です(どっかの公演のMCでなっちゃんさんも触れてましたね)。アニガサキではいたるところでこの「トキメキの連鎖」が見られます。

Future Paradeの1番の歌詞は特に「トキメキ」および「トキメキの連鎖」に関わることが多く書かれています。

ときめきから紡いでく Our stories

とあるように、「ときめき」から始まるわけですね。余談ですが、ここの歌詞で地味に好きなのが、「story」じゃなくて「stories」にしているところ、つまり複数形にしているところです。ラブライブの他シリーズであれば、みんなの1つの物語ということで単数形にしていたかもしれません。ですがここで複数形にしているのは、虹ヶ咲の場合それぞれやりたいことや目指すところが異なるので、人の数だけ物語があるという意味なんじゃないかなと思いました。

歌詞で「トキメキの連鎖」が特にしっかり書かれているのが、Bメロです。

あふれる想いのバトン

繋いでいこう

新しい(勇気と)出会いと(Harmonies)

生まれてく

一緒に行こう

さぁ きみも…!!

「バトン」っていうのがまさに繋げていく、連鎖していくことを象徴するワードですよね。そして新しい勇気と、出会いと、ハーモニーが生まれるんです。(多くは語りません。皆さん、、、目をつぶって心の中でアニガサキを振り返ってみてください。。。)

 

「エール」

またアニメの話に戻ります。お次は「エール」の話です。「エール」というと、2期12話「エール!」を思い出しますよね。このお話をリアタイで見たときは、確かにいいお話ではあるけど、、、最終回の直前にやる話か?って思っちゃったんですよ。最終回前の11話とか12話あたりはR3BIRTHメンバー関連のお話がくると思ってたので。ですが今となっては、「エール」というものがアニガサキにおいてとんでもなく重要な軸になってるということが、この回のおかげもあって分かったので、12話はやっぱり必要な話だったなって思います。その12話のゆうぽむに着目すると、「エール」っていうのがアニガサキでどう表現されているのか顕著に分かります。


彼方さんにピアノコンクールのことについて相談するシーンの侑ちゃんのセリフ

多分、私と歩夢は同好会に入ってから、お互いに相手の背中を押してここまできたから、私が立ち止まっている時は歩夢がまた押してくれるって、勝手にそう思っているのかも。

というセリフがあります。個人的にはここが結構分かりやすいので、このセリフについて話したいんですけど、その前にこのシーンには2つの回想シーンがはさまれているので、まずはそっちについて触れたいと思います。

まず1つ目は1期1話、歩夢がスクールアイドルに挑戦したいと宣言して、「Dream with You」を歌った後のシーンです。

歩夢「今はまだ、勇気も自信も全然だから、これが精いっぱい。私の夢を一緒に見てくれる?」

侑「もちろん。いつだって私は、歩夢の隣にいるよ。」

もう分かると思いますが、さっきの2期12話のシーンのセリフ中で出てきた「背中を押す」ってまさにこういうことですよね。夢を見つけたけれど、まだ勇気自信が足りない歩夢を「応援」することで、一歩踏み出す勇気を与えています。つまり「背中を押す」というのは「応援」の1種なんです。ここで「応援」という言葉をだしましたが、応援ってエールとほぼ同じ言葉だと思います。なので「応援」≒「エール」でいいと思います。


2つ目の回想は1期12話で夢の大橋ふもとに作った歩夢のステージでローダンセを渡した帰りのシーンです。このカットの直前は

侑「歩夢を最初っからかわいいって思ってたのは、私なんだからね。」

歩夢「ありがとっ(@cメ*˶ˆ ᴗ ˆ˵リ)」

という一見ただの百合シーンなんですが、一応歩夢を肯定するシーンとなってます。

大事なのがその直後の侑ちゃんが自分の夢を告白するシーンです。侑ちゃんは少なくとも11話の時点では音楽をやってみたいという夢を持っていて、それを歩夢に話そうとしたんですが、、、まあ、うん、色々あって話せなかったんですよね。それでも歩夢の反応を無視して、同好会の他メンバーに自分の夢の話を言い出さなかった、というより言い出せなかったのは、やはり歩夢の応援を必要としていたんだと思います。侑ちゃんもこの時はかなり自信がなさそうだったので*1*2。自分を一番近くで見ていてくれている人の応援はやはり力になりますからね。

侑「私が夢を見つけられたのは、歩夢のおかげだよ。

歩夢「私も侑ちゃんがいたから、スクールアイドルを始めることができたんだよ。侑ちゃん、今までありがとう。」

侑「歩夢、今までありがとう。」

 

そして、Cパート。

侑「曲作りにチャレンジしてみたんだけど、今の私にはここまでが精いっぱい。」

歩夢「そんなことないよ侑ちゃん。

侑「えへへ、そう?」

歩夢「うん!とってもステキだと思うよ。

 

2期ではどうかというと、

2期1話の歩夢

侑ちゃん、夢は違っても私はいつだって力になるからね。

 

2期5話

侑「舞台の歩夢、すっごく良かったよ!

歩夢「えへへ。私ね、ユニットなんてほんとは無理だと思ってた。でもせつ菜ちゃんやしずくちゃんと夢中でお芝居してたらどんどん楽しくなってきて、そんな自分をね、ファンの人に見てもらえたらいいなって思えたの。」

侑「そうだね、ファンのみんなも歩夢と一緒に楽しんでくれると思う。もちろん私も!

歩夢「うん!」

(手を重ねる)

歩夢「侑ちゃん、私にもできることがあったら、なんでも言ってね。

侑「ありがとう。でももうたくさんしてもらってる。次はきっと私の番なんだ。」

 


ここら辺が、ゆうぽむの2人が「お互いに相手の背中を押してここまできた」ことが分かるシーンです。2期12話のシーンのセリフに戻ります。

多分、私と歩夢は同好会に入ってから、お互いに相手の背中を押してここまできたから、私が立ち止まっている時は歩夢がまた押してくれるって、勝手にそう思っているのかも。

結局、このセリフから何が分かるかといいますと、ここまでで見てきたように「侑と歩夢は自分の夢を見つけてから、夢に挑戦することを怖がって立ち止まったり、色々な壁にぶつかったりしてきたけど、そのたびにお互いの夢を「応援」してきた、「エール」を送りあってきた。だから、今回も歩夢からの「応援」がないと前に進めない。」ってことです。意外にも侑ちゃんがいまだに歩夢に依存していたことが分かるシーンなんです。

さきほど「トキメキ」は「連鎖」するものと書きましたが、ゆうぽむが「エール」を送りあっていたように「エール」は「循環」するものだと思っています。アニガサキの世界では基本的に何か立ち止まってしまったときは、「エール」を送りあうのが基本です。というか「エール」がないとみんな踏み出せないんですよね。自分自身で克服して壁を乗り越えるってシーンはほぼ無い気がします(2期8話くらい...?)。ゆうぽむ以外で、「背中を押す」シーン、「応援」「エール」を送るシーンにどんなものがあったか挙げておくと、 

  • 1期3話、一度スクールアイドルを諦めたせつ菜に対する侑ちゃんのエール
  • 1期5話、スクールアイドルに興味はあるが一歩踏み出せない果林に対するエマのエール
  • 1期6話、自信を無くして家に引きこもってしまった璃奈に対する、同好会みんなのエール
  • 1期8話、本当の自分をさらけ出せないとふさぎ込んでしまったしずくに対するかすみのエール
  • 1期9話、大観衆のアウェーステージに怖気づいてしまった果林に対する同好会みんなのエール
  • 2期6話、独りで責任を抱え込んでしまった菜々に対する、歩夢及び同好会全員のエール
  • 2期7話、自分に適性がないとしてスクールアイドルを諦めていた栞子に対する同好会全員のエール
  • 2期9話、歌を諦めてしまっていたミアに対する璃奈のエールと同好会全員のサポート

今なんとなく頭の中で振り返ってみただけでもこれくらいはありました。ほかにもきっとたくさんあると思います。このようにアニガサキではお互いに「エール」を送りあうことで、それぞれの夢に向かって一歩ずつ進んでいるのです。同好会はソロで活動しているけれど、独りではないということの意味が、ここにあると思っています。長くなりましたが、以上がアニガサキにおいて「エール」および「エールの循環」が大事だと考える理由です。

そんな「エール」に関して、Future ParadeのBメロでこんな風に語られています。

ためらう心に今

送るエール

踏み出した(勇気の)一歩が(力に)

変わるんだ

一緒に行こう

さぁ 僕ら

「トキメキ」に関わる歌詞もBメロでしたけど、「エール」もBメロでした。それもあって、勝手な解釈ですけど、やっぱり「エール」がアニガサキで「トキメキ」と同じくらい重要なものってことが自分の中で確信的になりました。

 

【余談タイム】

この前のスクフェスシリーズ感謝祭にて、スクスタストーリー4thシーズンの内容が少しだけ明かされましたね!そこでキーとなるキャラクターであろう加藤ツムギちゃんも初公開されました。

プロフィールはこんな感じです。ここで注目してほしいのが「実はスクールアイドルを応援することに対して複雑な思いを抱えています。」という文章です。さて、みなさん、「応援」という言葉が出てきましたね。実際、ツムギ氏は4th seasonの予告動画で「応援なんて無意味だと思います。」と語っていて、過去に何があったか知りませんが、「応援」に対して否定的なようです。これを見て、何となくですが4th seasonは「応援」がテーマになってくるような気がしてワクワクした自分です。そうなった場合、アニガサキだけではなくて、虹ヶ咲全体として「応援」が重要性を帯びてくることになるので楽しみです。スクスタのストーリーは正直そんなにしっかり内容を覚えていないですが、アニガサキほど「応援」や「エール」が大事な要素になっていなかった気がするので。

 

「トキメキ」と「エール」の関連性

本編に戻ります。アニガサキで「トキメキ」と「エール」が重要なんだ!ってことはここまででお伝えできたと思いますが(できたと思いたい)、ここからは「トキメキ」と「エール」はどんな関係にあるかってことを少しだけ書きたいです。まず「トキメキ」の説明で書いた通り、「トキメキ」が「きっかけ」となって好きな事ややりたいことが生まれます。「みんな自分の好きなことを追求しちゃおう!」というネオスカの歌詞があるように、好きなことを追求していくと「夢」が生まれます。しかし、夢に挑戦することはそんなに簡単なことではありません。また、夢に向かって歩み出したとしても、たびたび困難に直面します。そんなときに必要になってくるのが「エール」です。「エール」は勇気や自信を与え、夢に向かって一歩踏み出す手助けをします。そして、一度「エール」をもらってそれが力になると、「エール」の重要性を認識できるので、今度は周りの人が立ち止まっているときに「エール」を送ろうとします。こうして「エールの循環」が発生します。お互いに「エール」を送りあうことで夢に向かって進んでいき、夢をかなえたときに他の誰かに「トキメキ」を与えます。こうして「トキメキ」が連鎖していきます。一応これが「トキメキ」と「エール」の一般論です。だから私の頭の中では「トキメキの連鎖」と「エールの循環」はそれぞれX軸方向とY軸方向みたいな、別々の方向で展開されて交差しているイメージです(意味不明)。お互いの道が交差して面白くなってくんですよ。

たぶん一般論だと分かりにくかったと思うので、具体例として高咲侑さんで説明します。侑ちゃんがときめいてから、他の人にトキメキを与えるまでの流れは以下のような感じでした。

(せつ菜のステージをみる)せつ菜ちゃん半端ねえええええ!!!完全にときめいちゃった!!(きっかけとなる「はじまりのトキメキ」)

スクールアイドルすこやな。同好会入って応援するやで。(好きな事を追求する。この過程で侑ちゃんは無意識に同好会のアイドル達に対して「エール」を送り続ける。高咲侑はそういうキャラ。)

ピアノ楽しいやん。作曲してみてええ!!音楽科入ったらそういうことも勉強できるんだろうけど、ワイにやっていけるんやろか...?(夢が生まれるが、挑戦する勇気が足りない)

(「夢がここから始まるよ」=「スクールアイドル達から侑への『エール』」を受けとる)よっしゃ、音楽科入ってがんばろ!!(夢に向かって歩み始める)

音楽科の作曲課題で苦戦したけど、みんなが自分のやりたいようにやったらいいって言ってくれたからネオスカできた!!(ざまざまな困難に直面するもみんなのくれる「エール」のおかげで乗り越えられる。この「エール」は1期の時に侑ちゃんが他の同好会メンバーに送っていた「エール」が循環してきたものでもある。)

(1stライブの日、自分に寄せられたメッセージを見る)ワイも誰かに「トキメキ」与えてたんや。うれしいなあ。

という感じでした(侑ちゃんが猛虎弁っぽいのは気にしないでください)。一応侑ちゃんは2期の最後で1つのゴールにたどり着いたってことになります。けれどこれで終わりということではなくて、作曲コンクールという新しい夢に向かって走り出しています。続編が楽しみですね~~~~

 

サビ部分

「トキメキ」と「エール」の話はこれくらいにして、ここからはFuture Paradeで1番大事なサビ部分のお話をしたいです。

はじまりの風 光る

瞬く明日へと

きみの想い

咲くって信じてるの

ひとりじゃないからね

どんなときも

描こうよ with you forever

夢の虹は いつも 胸の中

僕らをつないでるから

この歌詞で伝えようとしているメッセージって、Future Paradeを披露する直前の侑ちゃんや同好会メンバーの言葉と重なるところがあると思っています。

侑「(前略)もう走り出してる人もいっぱいいるはずだし、向いてないとか、遅いとか、そんなの全然関係なくて。うまくいかないこともいっぱいあるかも知れないけど。そんな時は私たちがいるから、元気が欲しい時は会いに来て!」 

(中略)

歩夢「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会はずっとあなたと一緒にいるよ!」

全員「みんな、ありがとー!!」

5thライブでは、このシーンが見事に再現されました。過去に3rdライブでの忠実なアニメ再現があったのでなんとなく5thライブでも再現されたら嬉しいなーと思ってたので、矢野妃菜喜さんが客席側に登場してきたときはやはりうおおおおお!!ってなりました(語彙力)。ただこのシーンで1つだけ残念だったことがあって、たぶん演出の都合上で仕方のないことだったと思うんですが、このシーンの劇伴である「みんな大好き!!!」が流れなかったことです。私はこの劇伴からのFuture Paradeの流れが大好きだったので、そこはちょっと残念でした。(Next TOKIMEKI公演では自分の頭の中で「みんな大好き!!!」を再生するという対策をしたのでOKでした😊)

そんなことは置いといてもう少し歌詞を読み解いていきたいんですけど、“きみの想い”~“with you forever”までは前述したセリフで言われていることと重なるので分かるんですが、最初と最後の部分だけは私にとって簡単には落とし込めなくて。まずは最初の部分、「はじまりの風」ってなんなんでしょう。そのあと「光る」って続くんですけど、普通風って光らないじゃないですか。まずそこが1つ目の疑問点。「はじまり」という言葉を考えたときに、やはり連想されたのは「はじまりのトキメキ」です。きっかけとなった最初の「トキメキ」。それしか思いつかなかったんで、とりあえずそうだとして、「風」はどういう意味なんでしょう。そこで「風」について調べていると、なんと「風光る」という慣用句を見つけちゃいました!(無知ですみません)それでどういう意味の慣用句かといいますと、Wikipediaさんによると

春の季語。暖かくなり、日差しが強くなる季節に、吹く風も輝くように思える様子。主観により、鋭く輝く感じを指したり、柔らかに光る感じを指したりする。

ということらしいです。かなり歴史のある言葉らしいですし、Future Paradeでの「風光る」がこの意味で使われているのかは分かりません。ですが、この意味を含んでいるとしたらなかなか面白いです。まず春の季語であり、寒い冬を乗り越えて、日差しが強くなってきたことで初めて風が輝いているように見えるということから、困難を乗り越えた先にある輝きみたいなものを連想させます。これって雨の後にかかる虹と似たような意味合いですよね。そして上記の説明文によれば、この「光る風」は自ら発光しているのではなく、太陽の光に照らされることで光って見えるので「夢が僕らの太陽さ」とも関係していそうです。

風光る」のあとは「瞬く明日へと」とつづくんですが、「瞬く」ってなんなんでしょう。分かるようでよくわからないです。「瞬く」というと、「世界は瞬いて 虹色があふれる(Love U my friends)」や「あぁヒカリ瞬く笑顔にキュンときたら(ダイアモンド)」という歌詞があります。「瞬く」の意味を調べてみると「光が点滅」するという意味があるのでこれらはすべてこの意味だと思います。なので「瞬く明日」は「輝かしい未来」とか「素敵な未来」とかそんな感じで解釈しちゃいます。

ここまでをまとめると「はじまりの風光る 瞬く明日へと」は「『トキメキ』がきっかけとなって始まった物語は、時に困難に直面したりするけれど、そのたびに乗り越えていって、輝かしい未来に向かって良い方向へ進んでいくよ!」的な意味なんじゃないかと思いました。

次に「夢の虹は~」以降の部分について考えていきたいんですが、ここは「夢の虹」をどう考えるかに尽きると思います。いろいろ考えたんですが、「夢の虹」の答えは1つじゃないと思います。だからといってなんでもかんでもいいかというとそういうわけでもないと思いますが、解釈の仕方にはある程度の自由さがあっていいと思います。虹の特徴の1つとして雨の後にかかる綺麗なものっていうのがあるじゃないですか。それがすごく美しいので、色々なコンテンツで題材になったり、歌詞に使われていると思うんです。なので「夢の虹」といった場合には「夢を叶える瞬間」や「夢を叶えることそのもの」、「夢を叶えるという目標」あたりの意味になるのかなと思いました。ではこの「夢の虹」が「いつも胸の中僕らをつないでいる」とはどういうことなんでしょう。ここで思い出したのが、2期12話の彼方ちゃん先輩のセリフです。

スクールアイドルはそれぞれ学校が違うし、ファンもそれぞれやりたいことは全部違うけど、それでも同じものを好きになれば仲良くなれるし、力を与えあえる。突き詰めると、みんな根っこは一緒で、大切な人を応援できる友達なのかもね。

「夢の虹」以降の歌詞で言っていることってこれと少し似ているんじゃないかと思いました。みんなそれぞれ夢や目標は異なるけど、みんな自分の中の叶えたい夢を持っているという意味で同士なんだよ!だから応援しあえるんだよ!っていうのを伝えたいんじゃないのかなって私は思いました。

 

ここまで、Future Paradeという曲を通してアニガサキを振り返るなどしてきましたけど、いかがでしたでしょうか。アニガサキが「トキメキの連鎖」と「エールの循環」の2本軸であること、サビ部分で虹ヶ咲が我々「あなた」に伝えようとしているメッセージ等はすべて私の考えと妄想に過ぎないですが、これを書くことを通して、自分の中でもアニガサキを整理することができて楽しかったです。これは違うと思うというところや、自分はこうだと思うという意見があればぜひ聞いてみたいです。

 

 

ちょっと余談ですが、5thライブを経たことでFuture Paradeに対する印象や曲の評価が変わった人も多くいるんじゃないでしょうか。その理由の1つはキャストによるアニメ再現ですが、もう1つ理由があると思っていて、それはダブルアンコールです。やっぱ5thのFuture Paradeを語るうえであれは外せませんよね。そもそも虹ヶ咲のライブでのダブルアンコールが初めてで、「え?なにごと?」と驚いたのを覚えています。キャストの皆さんが楽しそうに歌っていてほんとに多幸感がやばかったです。けれどどうしても泣いてしまった瞬間があったんです。それは手をつないで一緒に歌っている大西さんと楠木さんが映し出された瞬間です。この二人をみるとどうしても1stライブを思い出してしまって、なつかしさなのかなんなのか自分でもよくわからないんですが、泣き崩れてしまいました。この時、ある歌詞が頭をよぎったんです。

はじまりのこの場所でまた

僕ら手を繋ぐだろう

Our story never ends!

あっっっっっっっっっっっっ!!!!!オワリました。完全にオワリました。トワイライトです。5th以降、この2人のツーショットを見るだけでもしんどいくらい涙腺にくるようになってしまいました。たしかNext TOKIMEKI公演Day2のトキランだったと思うんですけど、大西さんが楠木さんの涙をぬぐってあげる瞬間があったと思うんですけど、あそこもやばすぎてやばかったです(語彙力)。

 

 

高咲侑と私

高咲侑さんについて振り返ると、本当に1番最初はスクスタの「あなた」が具現化した存在というか、声や姿をもった存在というイメージがありました(最近、1期1話放映当時のコメントを見たら「俺かわいすぎん!?」というコメントが多くて面白かったです)。なので、自分も侑ちゃんに感情移入してみることができていました。しかし物語が進んでいくにつれて、私との差異が生まれ、それは次第に大きくなっていき、しまいには「スクールアイドル」化していく侑ちゃんに対して不満が募っていた時期もありました。侑ちゃんを推しとするくらい侑ちゃんのことが好きだという人がたくさんいるということは知ってますが、今でも侑ちゃんだけは他のキャラのように「かわいい」という風にはあまり思えないままなんです。けれど今なら分かります。侑ちゃんに対して不満が募っていたのは、自分と同じ「あなた」であったはずなのに、どんどん成長して私を置いてきぼりにしていく侑ちゃんに対して焦っていたからなんです。一時期高咲侑アンチになりかけていた自分ですが、客観的に自分の気持ちをとらえることができた今、侑ちゃんに対して「アイツには負けてらんねえ」という気持ちになってきたんです。なんていうかこれって、「ライバル」だなあと思いました。だから今の自分にとって高咲侑はスクールアイドルが大好きな「仲間」であり、夢に向かって切磋琢磨する「ライバル」なんです。「仲間」で「ライバル」なんです。だから今となってはいてくれてありがとうという気持ちです。

 

私の過去・未来・イマ

最後に少しだけ自分の話をさせてください。私が虹ヶ咲を応援するようになったきっかけは2年前の今日(投稿日10月3日)、アニガサキの1期第1話を見たことでした。当時の私は大学1年でした。受験に失敗して後期試験で入った大学に入学するも、コロナで大学にも行けず、、、本当に虚無みたいな毎日を過ごしてました。特に受験の失敗が自分にとって大きくて。高校2年生のときに初めて自分のやりたいことが見つかってから、それを叶えるための大学に行くために毎日誰にも負けないぐらい勉強をしました。その大学は皆さんも絶対に聞いたことのあるであろう日本でもトップクラスの大学で、田舎の公立高校生である私が行くにはかなり厳しかったんです。先生や親には「冗談でしょ?」とか「無理だろ」とか色々いわれましたが、祖父母に土下座して予備校のお金を払ってもらい、毎日死ぬほど勉強しました。ですが結局、あと一歩及ばず、合格することは出来ませんでした。周りの人には「あそこを受けれただけすごいよ」といわれましたがなんの慰めにもなりませんでした。この受験の経験から私が感じてしまったのは「努力なんてしたってなんの意味もない、結局才能なんだ。むしろ努力なんてすればするほど無駄になる」ってことでした(昔の栞子みたい)。受験の失敗で私は大きく自信を喪失し、当然大学なんかやる気もでませんでした。そんなときに出会った虹ヶ咲。虹ヶ咲がきっかけで大学に友達ができて、ツイッターにもたくさん友達ができました。そんな友達とライブに行ったりお台場で遊んだりする時間は本当に楽しくて、こんな日々が永遠に続いたらなって何度も思いました。そして今、自分は3年になりました。そろそろ進路について考えなくてはいけない時期です。ですが、いまだに自分のやりたいことが無いんです。就職するのか、大学院に行くのか、、、そんなことすらまだ決まっていない状況で正直焦りを感じています。そんな中で迎えた5thライブ。Future Parade。

はじまりの風 光る

瞬く明日へと

きみの想い

咲くって信じてるの

ひとりじゃないからね

どんなときも

描こうよ with you forever

夢の虹は いつも 胸の中

僕らをつないでるから

そして「夢が僕らの太陽さ」直前の侑ちゃん(矢野妃菜喜さん)のセリフ

次は、あなたの番!

これらの歌詞やセリフはまさしく虹ヶ咲から我々「あなた」への「エール」だと思っています。虹ヶ咲のスクールアイドル、そしてライバルである高咲侑から「エール」を受け取った私は、ようやくですが、自分の将来に目を向けていこうと思えました。10月から研究室での新しい生活が始まり、自分のやりたいことを模索していくわけですが、そうするときっと今までのように朝から晩まで虹ヶ咲のことを考えられるほど暇ではなくなっていくと思います。虹ヶ咲から少し距離をとるということになるので、これは少しさびしいことのようにも思えますが、大丈夫です。

背中を押して距離が離れたって、押してくれた手のぬくもりは残るよ。

偉大なる彼方ちゃん先輩もこのようにおっしゃっていることですし。アニガサキでは「元気が欲しい時は会いに来て!」と言っていたので、リアルライフを頑張っている途中で元気がなくなったら、虹ヶ咲を摂取しに行くだけです。これからも自分のペースで虹ヶ咲のオタクを続けていきたいと思います。

 

さいごに

ここまで読んでいただいたみなさん、お疲れさまでした。皆さんお気づきでしょうか。このブログの1番最初では、5thライブの感想を書くとか書いておきながら、結局Future Paradeの話だけで終わってしまいました。しかもほとんど5thの感想じゃなくて、歌詞考察っていう(笑)。本当は永遠の一瞬とかHurrayHurrayのことも書きたかったんですけど、Future Paradeだけでけっこうエグイ量になり私が力尽きてしまったのと、輝かしい夏休みが終了してしまったので、これで終わりにします。改めて読んでいただいたみなさん、本当にありがとうございました!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

光 たどって

きみと 僕らで進もう

Go for dream 何度でも

夢を…夢を…追いかけていこう!

私は皆さんの夢も応援しています。

一緒に頑張りましょう!!

*1:1期11話高咲侑のセリフ「あのね、歩夢に話そうと思ってたことがあるんだ。ただ、自分でも自信が持てなくて、もっと弾けるようになってからって思ってたら、時間たっちゃってさ」

*2:1期13話高咲侑のセリフ「なんていうか、自信が欲しいんだよね、私。今から新しいことやるって、やっぱり大変だろうし。だからさ、このフェスティバルをやり切れたら、私だってきっと何とかなるって、怖がらないで自分の夢に向かっていけるはずだって、思いたいんだよね。」

果林さん、誕生日おめでとう!!

こんばんは。とまと寿司です。

日付が変わって今日は6月29日。

そう、我が推し朝香果林さんの誕生日です。

改めて、、、

 

果林さん、誕生日おめでとう!!!!!!

 

せっかくの誕生日なので、家にあるグッズをかき集めて祭壇的なものを作ってみました。

f:id:tomato-sushi:20220627232232j:image
f:id:tomato-sushi:20220627232228j:image
f:id:tomato-sushi:20220627232235j:image

全部のグッズが入り切ると思ったんですが、ギリギリ入り切らなかったです。私はそんなにグッズ収集癖がないので適当に集めてたんですが、気づいたらこんなに増えてました。ラバストとかコースターは人に頂いたものも多いです。グッズくれた方、交換してくれた方、本当にありがとうございます。ライバーの友達がいるって最高ですね!!

 

このブログでは果林さんの魅力を語り、皆さんに共有するとともに、果林さんへの愛と感謝を述べていきたいと思います。初めてこういった形で推しについて語るのでうまくまとめられるかわかりませんが、お付き合いいただけると嬉しいです。

 

余談ですが、私は果林さんのことを「果林さん」と呼ぶことが多いです。スクスタの「あなた」が「果林さん」と呼ぶので、「あなた」の1人である私はこれをリスペクトしてそう呼んでいます。ですが、皆さんが果林さんのことを「果林」とか「果林ちゃん」とか「セクシー姉さん」と呼んでいても別に気にしません。好きなように呼んであげたらいいと思います。私がやっているのはただの自己満なので。

出会い

それではさっそく果林さんの魅力を語っていきたいのですが、、、、

どこから語ったらいいのやら、、、

彼女は本当にめんどくさい奥深いキャラです。簡単に説明することは出来ません。

なので私が果林さんをどのようにして好きになっていったのかという過程を見てもらうのが、1番分かりやすいのではないかと考えました。

というわけで、果林さんとの出会いから順に書いていきます。

 

果林さんとの出会いは、ずばりアニメ1期です。

正確に言うと存在を知ったのはもっと前なんですけど、しっかりと認知し始めたのがアニメ1期です。

私は一応無印時代からのラブライバーなんですけど、μ'sのファイナルライブが終わった後、ラブライブ!サンシャイン!!にハマりきれず、ラブライブの最前線からは退いていました。虹ヶ咲はちょうどそのころに始動したみたいです。なので、虹ヶ咲っていう新しいシリーズがあるってこと、青担当のセクシーなお姉さんがいることは知ってたんですけど、詳しいことは全く知りませんでした(今となっては後悔の嵐)。2020年の10月、何やらラブライブ新シリーズのアニメが放送されるらしいということで見てみたらがっつり心を捕まれ、今に至るまでどっぷりとハマることになりました。

果林さんのことをはっきりと認知したのはこのアニガサキからです。けれど、最初から彼女を推していたわけではありません。序盤はせつ菜の正体を見破ってたりしたので、賢そうなお姉さんいるなーと思ってました。見た目からして1番好きってわけでもなかったので、一目惚れとかではなかったです。一目見て推しになったμ’sの真姫ちゃんとは対照的でした。

ではいつから推しになったのか。果林さんを推すことになった最初のきっかけはアニガサキ第5話「今しかできないことを」でした。エマちゃん回兼果林さんの加入回です。個人的にはこの回にすごくグッときたんですけど、リア友に「5話めっちゃ良くなかった!?」って言ったら、「いやまあ良かったけどそこまでではなくない?」って言われたのを覚えてます(笑)。

なんで私はここまで5話に感動できたんでしょうか。今となっては分かります。

あまりにも果林さんに感情移入できてしまったからなんです。

そもそも私は果林さんと似ている部分が多くて、感情移入しやすいキャラだったと思います。朝よわよわなところとか、お片付けできないところとか、田舎出身で上京してきてるところとか色々あるんですけど、5話で共感できたのはもっと本質的な部分、、、言葉で表すのは少し難しいんですけど、あえて言うならクールぶって素直になれないところですかね。

5話のエマかりデート終盤で、スクールアイドル本当はやりたかったって話すシーンあるじゃないですか。あそこで印象的なセリフがあるんです。

みんなでひとつのことに向かって

悩んだり、言い合いしたり、笑ったり。

くだらないと思ってずっと遠ざけてきたことが、全部楽しかった。

でも私は、朝香果林はそんなキャラじゃない。

クールでかっこつけて、大人ぶって、それが私なの。

いやこれ分かるな~~ってなりました。正直これ分からないタイプの人にはさっぱりわからないと思う(笑)。

果林さんって5話の冒頭の学食のシーンで言ってる通り、「騒がしいのは苦手」なんです。けれどそんな彼女が同好会の活動を楽しいと感じた。「青春」っぽいっことに憧れを抱いていた。これがすごくグッときたし共感できました。果林さんクールに見えて実はめちゃくちゃ友達思いだし、同好会への愛もすごく深いんですよね(2期の11話ではっきり分かったと思います)。

私も騒がしいのは正直性に合わないんですけど、だからといって誰かと遊んだり、活動したりするのが嫌いなわけじゃないし、むしろ好きです。昔部活の先輩に、「○○君ってクールぶってるよね(笑)」といわれたことがあるぐらいにはクールぶってるし、あまり関わりのない人のまえではいい人ぶってるような人間で、つまりは心に厚めの壁を作ってしまいがちな人種なんですけど、中身はいたって普通の人間です。普通の「青春」を、みんながしているのと同じように謳歌したいと思ってる。けれど心の壁が厚いがゆえに、友達を作ったり、コミュニティに加わるのもけっこう苦労するっていう(笑)。こんな人間だからこそ、果林さんの気持ちはすごく分かるな~と思いました。

そして、自分の本心を打ち明けた果林さんを、エマちゃんが優しく包み込んでくれました。

バッグハグのシーンです。

どんな果林ちゃんでも、笑顔でいられればそれが1番だよ。

私は果林さんに感情移入しまくっていたので、まるで自分が言われているかのように心が温かくなりました。ポカポカになりました。エマちゃん、ありがとう。

まあそんなわけで、この話からエマかりっていいなって思い始めて、アニガサキ1期が終わるころにはエマかりのことが大好きになってました。けどまだ果林さん推しって感じではなかったです。果林推しというよりはエマかりが好きって感じでした。

アニガサキが終わった後、1月からスクスタを始めてみました。やったことある人ならわかると思うんですけど、スクスタではキャラクターを1人選んでホーム画面に置いておけます。それを果林さんにしてみました。そして果林さんと毎日お話ししました(やばいやつ)。それから、メインストーリー、サイドエピソード、キズナエピソードなんかも少しづつ読んでいきました。

アニガサキが終わった後は、虹ヶ咲に対する熱がとんでもなかったので、過去の分室時代の動画とかにじよん、生首アニメもあさりまくりました。

そうした中で少しずつ少しずつ果林さんのことを知っていって、彼女の魅力を知るたびに惹かれていき、気づいたら果林さんのことしか考えられなくなってました。

 

ここからは果林さんの魅力を話していきたいと思います。
いや正直時間もないんで、特にここがスキ!!ってとこを挙げていってもいってもいいかなあと思ったんですけど、やっぱり選べなくて、、、とにかく全部好きなんですよね。私は朝香果林を形作るすべての要素が好きだし、それらの要素が互いに絡み合ってこのキャラクターを構成しているところも好きなんですよね。なので長くなるけど全部行きます!(死)

さて皆さん、果林さんのイメージとしてどんなことが思い浮かびますか?セクシー、かっこいいは言うまでもないですが、負けず嫌い、意外とパンダとか好き、朝に弱い、方向音痴、勉強嫌い……

 

 

 

…ってあれ??

これ本当に1人の人間かってくらい要素が多いんですよね(笑)。
これを聞くと、果林さんの性格って色々な要素がとっ散らかってて良くわからないと感じた方もいるでしょうし、ギャップ萌えを安売りしてない?って感じた方もいるかもしれません。
そこで私はこの果林さんの複雑怪奇な性格を説明するいい方法はないかと考えました。そして昨年の秋ごろ、ついに果林さんの性格を体系的に説明する理論が出来上がりました。それが朝香果林の「三層人格説」です。

「三層人格説」ってなにwwwイキッてんの??wwwって思ってくれた方、ありがとうございます。自覚あります。ですが、いたって真面目です。
ここから「三層人格説」を説明していきますが、少し論文チックな感じなります。理系なのでお許し下さい。(ここめちゃくちゃ長いので忙しい人は飛ばしてもろて結構です。)

説明する前に注意点があります。果林さんとはいっても、いろいろな果林さんがいるよねって話です。どういうことかといいますと、ラブライブって様々な媒体で活動してるじゃないですか、虹ヶ咲もアニメ、スクスタ、にじよん、ドラマCDなどなどいろいろありますが、それぞれの媒体によって果林さんもまた変わります。よって厳密にはそれぞれの媒体別に分けて考えたいのですが、それは本当に大変です。

  • スクスタ版
  • アニメ版
  • 電撃オンライン版
  • にじよん版
  • ラジオドラマ版(ドラマCD版)
  • 生首版

メジャーなものだけでこれだけあります。そのほかにも素顔のフォトエッセイシリーズとかタペストリーcomicbookとか色々ありますが全部挙げていったらきりがないので宮下割愛。

私の主観にはなりますが、上に挙げた6つのうち、スクスタ版、ラジオドラマ版、生首版の果林さんの性格はほぼ同じと考えていいと思います。「三層人格説」の果林さんは、このスクスタ版の果林さんの話をしていると思ってください。(実はアニガサキ版の果林さんは二層人格です。この話も機会あったらいつかしたいなあ。)

それから注意点をもう1つ。これはあくまで私の解釈に基づいた「説」に過ぎないので、正解とかではないです。こう考える人もいるんだなと思っていただければ。

 

「三層人格説」

朝香果林の「三層人格説」とは、

  • 果林さんの人格は主に3つあり、それらは層状に重なっているとする説です。
  • それらの人格は深い層に行くほど、果林さんのより内側の面が表れます。
  • どの人格になるかは果林さんと接する人、および周りにいる人によって変わります。

とまあ、定義はこんな感じです。ただ文字で説明してもよくわからんですよね。というわけで、私の稚拙な編集技術で図を作ってきました。

果林さんと最初に接するときは第1層の人格です。仲良くなっていくと、第2層、第3層の人格が見れるようになって行くという感じです。以下で各層について詳しく書いていきます。

第1層

第1層の果林さんは一般の人やファンの前で見せる姿です。果林さんのかっこいいところ、セクシーなところはここに当たります。そしてこの第1層は果林さん自身が理想としている姿でもあります。

ここで1つ忘れてほしくないのが、この人格というのは層状に重なっているので、例えば第1層であれば第2層と第3層の上に成り立っています。つまり第1層の果林さんであっても、第2層と第3層の果林さんが常に胸中に存在していて、下層の人格に支配されています。だからこの第1層はある意味、果林さんが理想の自分を演じている姿といってもいいと思います。かっこつけてるってことです(そこがかわいいんだよなあ)。演じているという意味では、しずくとつながるところがあるんですよね(アニメ2期13話のラストシーンにて、果林さんが役者に興味を持ちだすところにリンクする)。

けれどちょっと勘違いしてほしくないのが、演じているからといって自分自身を偽っているというわけでもないんですよね。果林さんは保身のためにやっているわけではないですから。

それから、この第1層は果林さんが成長していくごとにどんどん大きくなっていきます。果林さんだって昔はこんな大人っぽくなかったはずです。高校3年に至るまでに理想の自分を追求していった結果、少しづつ今の果林さんになっていったんだと思います。この先もどんどんと大人の女性らしくなっていって、第2層以降で紹介するような子供っぽいところやかわいいところはだんだんとみられなくなっていくと思います。この感覚は少しわかりづらいかもしれません。いまこれを読んでくださっている方がどれくらいの年代なのかわかりませんが、社会人やバイトをしている高校生・大学生であれば、上司やお客さんに対して「大人の対応」をしていると思うのですが、あれと同じです。子供のころは、「大人の対応」ができなかったと思いますが、大人になるにつれてだんだんと自然にできるようになっていきますよね。演じているとまでは言わないけど、大人としての振る舞いができるようになっていく。けれど、心の中で多少なりとも童心は残り続ける。これと同じような感覚です。

 

第2層

第2層の果林さんは同好会メンバーの前でのみ見せる姿です。とはいっても、見せたくて見せてるわけではないと思います。同好会の活動で時間をともにしていた結果、ボロが出てしまったという感じでしょう(笑)。けどまあ、ボロがでちゃうくらいには、心を開いているということだと思います。第2層は色々な要素があるので紹介していきます。

まずは方向音痴です。果林さんといえば方向音痴ですよね(笑)。学校の中ですら迷うので相当ヤバイです。よくここまでそれで生きてこられたねって感じです。すぐ迷っちゃうので、よくエマちゃんに助けてもらってます。果林さんがどっかにいかないように手をつないで歩くんです(エマかりてえてえ)。この方向音痴は島育ちが影響していると私は考えてます。第3層で説明すると思うんですが、果林さんは離島(たぶん八丈島)出身なんです。なので決まった狭い範囲でしか生きてこなかったので、地図とか意識したことないから方向音痴なのかもしれません。(そういう理由があったとしても学校では迷わなくねーか?と思うけど。。。)

次に勉強嫌いなところ。1つまじで言いたいんですけど、果林さんは勉強が嫌いなだけでできないわけではないんですよ。ここ勘違いしてる人が多いです。ただただ勉強が嫌いなんですよね。やればできる子だと思ってます。自身の夢のために必要な事、例えばライフデザイン学科の専攻科目とかはしっかりやってると思います。絆エピソード30話にて、果林さんが上京する際親を説得するためにものすごく勉強したことが明かされてます。

f:id:tomato-sushi:20220628130730p:image

実際、果林さんは頭がよく切れるし、大事な時に同好会をまとめたりすることもありますね。じゃあなんであんなに勉強嫌いなんでしょう。やっぱりこの原因も島育ちだと思うんですよね。島育ちの元ガキ大将で、とにかく刺激的なものに興味を示す。そんな人が勉強好きなわけがないんですよね。

お次は負けず嫌いなところ・情熱的なところです。おそらくこの要素が果林さんがスクールアイドルをする1番の理由となる部分です。虹ヶ咲は仲間でライバルっていうぐらいなので、競争心が激しめな人多めなんですが、その中でもかなり負けず嫌いな人です。モデルにしてもスクールアイドルにしてもトップ目指してやってます。なので非常にストイックです。食事制限を欠かさないので基本野菜しか食わないし、練習メニューも多分人一倍きついです。けれどそういった姿をあまり人に見せようとしないんですよね。果林さん的にはクールなキャラでいたいらしいので、情熱的な側面は見せたくないらしいです。実はこの情熱的な側面が、「FireBird」につながってます。あの曲は果林さんの情熱的な側面を表現した曲です。じゃあなんでこんなに負けず嫌いなのかってことなんですけど、これも島育ちに由来すると思います(笑)。果林さんはガキ大将だったので、八丈島ガキヒエラルキーのトップに君臨していたわけですよね。絆エピソード28話で自然という遊び場の中で1番上手に遊べる子が、リーダーになるって言ってます。これだけ聞くと、子供時代の果林さんは野生の王者ですよね。果林さんの負けず嫌いなところ、トップに上り詰めたいという思想はこの野性的な子供時代に由来しているのもかもしれません。まあこの辺はもう完全に私の妄想です。

お次はかわいいものが意外と好きってとこです。ぬいぐるみとかも結構好きみたいです。部屋にも飾ってあります。あとはやはりなんといってもパンダがすごく好きなんですよね。けどやっぱり自分はクールキャラでいたいから、あんまりバレたくないらしいです。絆エピソード15話にて果林さんと動物園デートするんですけど、マーージでかわいいです。

f:id:tomato-sushi:20220628130458p:image

果林さんはパンダがかわいいってめっちゃはしゃいでるんですけど、あなたちゃんはパンダよりもはしゃいでいる果林さんが可愛くて、ずっと果林さんの方ばかり見ちゃうんですよね。この話はあなたちゃんに対する共感みが深いです。なんでガキ大将だったのにかわいいものが好きなのかって理由に関しては第3層に関わるのでそこでまた書きます。

さいごに朝に弱いところ、片付けができないところなどなど、、、私生活がだらしないところです。正直これは第3層に入れるか迷ったんですけど、最近ミアとランジュが寮にきて、その辺がバレ始めてるのでこっちに入れちゃいました。エマちゃんのおかげで私生活がなんとかなってるみたいなんですが、それ以前はどうしてたんでしょう。スクスタメインストーリー2ndSeasonでエマちゃんと会わないでいた期間があったんですが、その間に結構やばいことになってました。まあこの辺は大人になっていくにつれて、できるようになっていくんじゃないかなあと思ってます。(アニガサキ2期11話で果林さんが1人で起きる描写がありました。あれが成長の表れだとすると、いつかはエマちゃんなしでも生きていけるようになるんだろうなと思います。うれしいような、少し寂しいようなです。)

第2層は他にもリアリストな面とか、友達思いな面とかたくさんあると思いますがきりがないので止めておきます。

 

第3層

第3層は彼方、エマの年長組、それからあなたちゃん、この3人のみに見せる姿です(両親とかは知らん)。逆に言えば、果林さんという人間の全体像を把握できているのはこの3人のみだと思ってます。実はある点で、この3人は他の人たちと明らかに異なります。果林さんて実はこの3人以外にはほとんど頼みごとをしないんです。全くしないってわけではないんですけど、ほぼほぼしないです。逆にこの3人には頼りまくりです。というのもこの3人以外の同好会メンバーって全員果林さんより年下です。果林さんはやっぱり後輩の前ではかっこいい先輩でありたいって思ってるんですよね。だから後輩相手に頼ったりはあんまりしないんだと思います。そう考えると、後輩なのに果林さんに頼られるあなたちゃんは相当すごいと思います。かなり信頼されてる証拠だと思います。第3層の要素3つを以下で紹介します。

1つ目は子供っぽい部分です。キズナエピソード29話で果林さんと海デートに行くんですが、素潜りしたり浜辺を走ったり、帰りの電車ですやすや寝たりとマジで子供って感じなんですよね。

f:id:tomato-sushi:20220628130811p:image

あなたちゃんの前では童心に帰ってはしゃいでる姿を見せてくれるのって特別感あって最高です。それから第2層の負けず嫌いな面も、ある意味子供っぽい要素だといえますよね。あと、第2層でかわいいものを好きな理由を保留してたんですが、実は果林さんの幼少時代は着せ替え人形とかで遊ぶ普通の子供だったらしいんですよね。つまり幼少時代は普通の女の子だったってことです。歩夢のピンクとかかわいいものが好き!てのと多分同じだと思います。それが果林さんの心の片隅にも残ってたってことかなーと。こう考えると果林さんの人生は壮絶ですね。だって普通の女の子→ガキ大将→モデルを志す→スクールアイドルですもん。余談ですが、アニガサキの2期10話の新メンバーの歓迎会で、鎌倉いこうぜーって話になった時に果林さんが「せっかくだし、いろんなところに行きましょうよ♪」っていうんですよ。あそこはまじで第3層を感じました(笑)。ランジュとかがワクワクしてるのはすごくわかりやすかったと思うんですけど、果林さんもきっと同じくらいワクワクしてます。

2つ目は弱い部分です。意外と果林さんはガラスのハートです。というか、あの性格なので誰にも相談できず一人で抱え込んでしまいがちなんですよね。この弱い部分が見られるところはあんまりないですが、例を挙げるならスクスタ2ndSeason25章です(アニガサキなら1期9話)。25章で果林さんは自信を無くしてふさぎ込んでしまい、部にいるのでだれにも頼ることができず、不登校になっちゃうっていうかなりやばい状態になるんですよね。そんな果林さんを救ってあげたのが、エマ・彼方でした(あなたちゃんも少し貢献した)。

f:id:tomato-sushi:20220628130643p:image

弱さ自体はだれにでもあると思うんですが、クールでかっこいい朝香果林でいるために弱みをなかなか打ち明けれないんです。まあそんな側面から生まれた曲が「Wish」です(果林さんのソロ曲がバリエーション豊かなのは、果林さんにこれまで書いたような非常に様々な側面があるからだと思います)。この曲ができたのが絆エピソードの第10話あたりなんですけど、そのあたりからあなたちゃんが第3層に侵入していきました。いち早くこれに気づいたあなたちゃんはすごいです。

さいごの3つ目は島育ちです。これまでの話でも島育ちが何回も出てきてるんですけど、それぐらい果林さんの考え方や生き様の基礎となっている部分なので第3層に入れました。果林さんが離島出身であることが示唆されたのは絆エピソード22話なんですけど、ここで地元の郷土料理?である島寿司を食べて「うんまきゃ~」って思いっきし方言かますんですよ(かわいい)。

f:id:tomato-sushi:20220628130546p:image

それで、これ聞いたのは内緒にしてくれって言うんです。これもこれまでのことと全く同じで、クールでかっこいい朝香果林でいるために離島出身てのは隠しておきたいのかなと思います。実際、離島出身であることを知っているメンバーはいても、幼いころのこととか詳しく知っているのはあなたちゃんだけだと思います(エマちゃんは知っているかも)。

 

とまあ、めちゃくそ長くなりましたがこれが朝香果林の「三層人格説」です。果林さんの複雑怪奇な性格を説明するには、やっぱりこれくらい必要なんですね。ここでは取り上げていない要素が他にもあるかもしれないし、これからもどんどん新しい要素が出てくると思います。果林推しの有識者がいればぜひ意見を聞きたいです。それから、もし誤った情報があればご連絡ください。

 

果林さんの性格を分かっていただけたところで、ここから自分が思う果林さんの魅力について語っていきます(え?ここから?)。

 

果林さんの魅力

果林さんの魅力は本当にたくさんあると思うし、なかなか言葉にするのは難しいですが、頑張って3つに絞りました。


1つ目はいざというとき頼りになることです。「三層人格説」の説明では、果林さんのドジな部分やかわいい部分ばかり触れてしまって、果林さんがかっこいい人だってこと忘れてる人もいるかもしれません(笑)。けれどこの人、中学の時からモデル業界で活動してきています。ですからモデル活動で培った知識や経験、業界の厳しさなんかも知っているわけです。虹ヶ咲の同好会は顧問の先生とかいないので、同好会が緩くなりすぎないように、締める役割を担っていると思ってます。アニガサキの1期9話では、ダイバーフェスに出れるのが1人ってなった時に、運頼みにせずしっかり1人選ぶべきということをメンバー全員に告げました。たとえそれが正しかったとしても、あんな空気が悪くなりそうなこと普通は言えないです。けれど、自分の信念を貫いて、厳しいことを言えるところがマジでかっこいいと思いました。もしかしたらこの性格のせいで友達を失ってしまったこともあるかもしれません。だから、同好会のメンバーが果林さんを受け入れてくれる人たちでよかったねって本当に思います。


2つ目は見守りたくなってしまうところです。果林さんてかっこいいパイセン風を吹かせてますけど、実際は1人で起きられないし、道に迷うし、勉強もしないし、本当にどうしようもない子です。けどだからこそ、この子を応援してあげたいって思っちゃうんですよね。果林さんてよく「私だけを見てなさい!」とか「私から目をそらさないでね❤」とか言ってますよね。これってずっと果林さんがみんなの視線を独占したいっていう、向上心ゆえの発言だと思ってました。けれど最近はそれだけじゃなくて、「私にはあなたがいないとダメだから、しっかり見守っててほしい」という意味にも感じられるようになってきたんです。

f:id:tomato-sushi:20220628172632p:image

エマちゃんも似たようなこと言ってます。果林さんのことはついつい親のような目線で成長を見守りたくなってしまうんですよね。このブログを読んで少しでも果林さんに対する理解が深まった今の皆さんなら、果林さんがどんな時に、何を考えて、どう行動するのかということがある程度つかめたと思います。そのうえで改めて果林さんに注目してもらえると、色々な発見があると思いますし、あらゆる言動が愛おしく見えてくると思います。


3つ目に、なんといっていも最高にかわいいということです!!そうです、朝香果林は「かわいい」キャラなんです。いいや、果林さんはかっこいいキャラだって?ええ、それも間違いではないです。「かわいい」と「かっこいい」、これって相反する要素だと思うじゃないですか。実は果林さんに関しては、そうじゃないんです。果林さんがかっこよくなればなるほど、かわいく見えてくるんですよね。それは一体どういうことか。

f:id:tomato-sushi:20220628173341j:image

かっこいい果林さん。でもこれ、かっこつけてます。心の片隅では「ちゃんとかっこよく見えてるかな?」って少し不安に思ってます。そう考えるとめっちゃかわいくないですか!?

f:id:tomato-sushi:20220628173406j:image

と思いきや、めちゃめちゃかわいい顔してくる時もある。果林さんが幸せそうなら私も幸せです。

f:id:tomato-sushi:20220628173425j:image

かっこいい。

f:id:tomato-sushi:20220628173433j:image

かわいい。

f:id:tomato-sushi:20220628173444j:image

かっこいい。

f:id:tomato-sushi:20220628173455j:image

かわいい。こんな風にかわいいとかっこいいで振り回されてしまったら、ほんとにヤバイです。私はもう完全に恋するメトロノームです。もうこの辺の域まで達すると、まず顔がいいなと思い始めてきます。もはや何をしていてもかわいいです。

f:id:tomato-sushi:20220628173613j:image
f:id:tomato-sushi:20220628173616j:image

スクスタストーリーとかのこの果林さんの顔大好きなんですよね。ちょっとバカっぽくキョトンとした感じ。まじでかわいい😭😭😭

 

思い出

最後に果林さんとの思い出を振り返ります。

f:id:tomato-sushi:20220628223650p:image

これが絵師さんの絵以外で初めて保存した果林さんの写ってる画像でした。

f:id:tomato-sushi:20220628223703j:image
f:id:tomato-sushi:20220628223705j:image

昨年の春、初めての聖地巡礼

f:id:tomato-sushi:20220628223632j:image

虹3rd。

f:id:tomato-sushi:20220628223618j:image

コラボカフェ。

f:id:tomato-sushi:20220628223635j:image

スクフェス感謝祭。

f:id:tomato-sushi:20220628223644j:image

ジョイポリス
f:id:tomato-sushi:20220628223606j:image

原宿

f:id:tomato-sushi:20220628223621j:image

東京タワー。
f:id:tomato-sushi:20220628223629j:image

虹ヶ咲学園。

f:id:tomato-sushi:20220628224827j:image

大阪

f:id:tomato-sushi:20220628224909j:image

虹4th。

f:id:tomato-sushi:20220628223646j:image

京都。

f:id:tomato-sushi:20220628223656j:image

学食のエマかり席。

f:id:tomato-sushi:20220628223626j:image
f:id:tomato-sushi:20220628223609j:image

VIVID WORLDの船。

f:id:tomato-sushi:20220628223709p:image
f:id:tomato-sushi:20220628223623j:image

2期の聖地。

f:id:tomato-sushi:20220628223612j:image

未来科学館。

f:id:tomato-sushi:20220628223659j:image

お台場の観覧車。

f:id:tomato-sushi:20220628223615j:image

沼津。

f:id:tomato-sushi:20220628223639p:image

この前のスクスタイベント。

 

色々なところにいったなあ。写真見返してたら、虹ヶ咲にハマってラブライブ界隈に戻ってきてから、無機質だったスマホのアルバムが色鮮やかになっていくのを感じました。これからもいろんなところに一緒に行きたいです。

 

長くなりましたが、以上でこのブログを終わります。もしここまで読んでくれてる物好きな方がいましたら、本当にありがとうございます。1人でも多くの方に、果林さんのことを知ってもらって、果林さんのことを好きになってもらえてたら嬉しいです。

たぶん来年以降は忙しくなって、こんなの書いている暇なくなるだろうから書くなら今年しかない!と思って頑張って書きました。徹夜でやったので結構しんどかったですが、なんとか書ききることができて良かったです。

 

 

 

 

 

 

f:id:tomato-sushi:20220628233224j:image

心の底から愛してる。

 

 

アニガサキ2期5話・6話について語りたい。

こんにちは。とまと寿司です。

アニガサキ2期もついに6話まで放送されましたね。

今までアニメの感想は虹アカのほうでつぶやいてたんですけど、A・ZU・NA回に関しては言いたいことが多すぎて、Twitterだとめっちゃ見づらい感じになってしまう気がしたのでこっちに書くことにしました。こっちに書けば後からでも見やすいですしね。

それに今書かなければ、おそらく来週には栞子のことで頭がいっぱいおっぱいになっている気がしたので、「鉄は熱いうちに打て」ということで書いていきます。

よって、このブログはブログなんていうほどのものではありません。ツイッターの延長みたいなもんです。気楽に書いていくので、適当に読んでくれたら幸いです。

 

<注意>

この記事には私個人の解釈ががっつり入ります。(その部分は一応「~と思います。」とか「~と考えます。」みたいな文末にして区別しようとは思います。)なので、「そう考える人もいるんだ~」くらいの感覚で読んでほしいです。

 

 

5話「開幕!ドリームランド↑↑(*’▽’)」

えっとまず5話なんですけど、みなさん率直にどうでした?

前の週の4話はけっこうシリアスなお話だったんですけど、5話は全体としてコミカルなお話で、一息つける回だったと思います。特に前半部分などは見ていて面白い回だったので、基本的に評価の高いお話だったとは思うんですけど(アニガサキはレベルの高い合格点を超えるお話をオールウェイズ出してくれる)、正直私はあんまり満足できなかったです。納得できない点もありました。アニガサキならもうちょっといけたやろって思ってます。

そんな風に思った要因、気になってしまった点をいくつかお話します。

 

歩夢さん。。。?

まず前半部分、ここは基本的に話すことないです(笑)

ただひとつ気になったのは歩夢です。

歩夢のヤンデレって言ったらいいのかな、、、侑ちゃんに対する独占欲の表現が少し露骨すぎないかにゃ?ってことです。

最初の侑ちゃんがしずくといるところを目撃して、尾行するシーン。

これはまだわかるんですよ。なんでも話せる仲である幼馴染が、自分に内緒で2人でおでかけしてたら、そら気になりますわ。

そこはいいんですけど例えば、アトラクションに乗ってるシーン。

いや確かに面白いんですけどね

極めつけはせつ菜が「デートかと思いました!!」って言うシーン。

ここまで行くとさすがに露骨すぎないか?と思ってしまいました。

1期の歩夢って侑ちゃんに対する独占欲マシマシだったじゃないですか。けど12話でお互い別々の道を応援しあうってことに決めて、侑ちゃんへの依存からは(完全にとは言わずとも)脱却して、成長したとおもってます。2期からは、幼馴染としての仲の良さは健在ですけど、他の人と仲良くしてるのに妬いたりしている描写はほとんどない気がしました。

そういった流れがあるので、このシーンの歩夢は1期のころの歩夢が帰ってきたみたいで少し違和感がありました。とはいえ、このシーンすごく盛り上がったと思うんですよね。1期でも例の押し倒すシーンはとても盛り上がってましたし、歩夢のこういった重い女的な表現はやはり需要があると思います。しかしだからこそ、このシーンは「オタク君たちさ~、こういうのが見たいんでしょ?」っていう製作者側の意図みたいなものを感じてしまって少し萎えました。まあ周りの歩夢推しは喜んでたのでよかったんじゃないですか。

 

 

後半いくよ♪大きいリボn(略)

 

2期の侑ちゃん

まず最初、ランジュに侑ちゃんが愛の説教を受けるシーンから始まりますね。

ここでランジュが言ってることって至極真っ当なんですよね。ネオスカを聞いて才能を見出したからこその言葉だと思います。けれど、このあと侑ちゃんがしっかり言いくるめちゃうんですよね。あっさりと受け流しているように見えてしまった人もいたみたいです。なんで侑ちゃんはダメージを受けてる様子もなく、こんな自信満々に言い返せるのかなって考えたんですけど、やっぱり同好会の存在が大きいと思いました。2期3話見てたらわかると思うんですけど、ランジュも評価していたあのネオスカを作れたのは、同好会メンバーの相談と激励があったおかげです。つまり侑ちゃんの中で、同好会の活動があるおかげで音楽科の勉強も頑張れてるっていうのがあるんでしょうね。だからどっちかになんて絞れないんだと思います。まあ単純にどっちも「大好き」っていうのもあるでしょうね。

ここで急ですが同好会が侑ちゃんの音楽活動に与えている、この状態を「同好会→音楽」という図式で表すこととします。

ここでちょっと5話の最後のシーンを思い出してほしいんですけど、

歩夢に、できることがあったら何でも言ってといわれた侑ちゃんは意味深な表情でこう返しています。

ありがとう。

でも、もうたくさんしてもらってる。

次はきっと、私の番なんだ。

いやこれって今は「同好会→音楽」だけど、のちのち「音楽→同好会」を果たそうとしてるってことじゃないですか!?どういうことかといいますと、侑ちゃんが同好会のために恩返しとして音楽を書くんじゃねえかってことです。それがラストの全員曲になったりするんじゃない!?なんておじさんは妄想しております。

実は2期の侑ちゃんってみんなからは必要とされてるんですけど、そんなに目立った活躍してないんですよね。なんだかそれも「同好会→音楽(侑ちゃん)」の図式を強調してる気がします。

 

少し脱線してしまいました。

 

即興劇

ランジュとの話のあとは、しずくの劇を即興でやってみようってなって即興劇が始まりましたね。

この即興劇のシーンなんですけど、けっこう冗長なうえに絵が代り映えしないので、初見では内容もあまり入ってこなくて、少し退屈に感じてしまいました。これも5話の残念だったポイントのひとつです。

この即興劇で1番大事だったシーンはやはりこの場面のしずくの言葉だったと思います。作画(?)も気合入ってましたしね。

型にはまらず目一杯自分を表現すれば

ビックリするほど楽しいものが生まれるんですね

しずくって演劇っていうものに普段から携わっているからこそ、その枠にとらわれていたのかもしれません。素人のせつぽむだからこそ自由に表現できたんだと思います。

それはそうと、このセリフってA・ZU・NAのテーマだと思うんですよね。

で、これを2人が共感して、手を取り合って、会場も拍手に包まれて、さあ!新曲くるか!?って思ったら。。。

 

 

歌わないんか―――――――――――い!!!っていうね(笑)

これまでのアニガサキなら絶対歌いだしてる状況なんだけどな。。。

 

僕の推しである果林さんが所属するDiver Diva回は4話のみでした。個人的に4話はめちゃめちゃ好きで満足してるんですけど、どうしても1話に収めた結果少し駆け足な印象にはなってしまったんですよね。それに対してA・ZU・NAは内容あんまないわりにこんなゆっくりやってしかもあの状況でMVなくて、2話やるんか。。。と思ってしまいました(笑)

 

しずく回じゃなかった

さっき少し書いたんですけど、即興劇のしずくの言葉がA・ZU・NAを表していると思うんです。というわけで、この5話の主題はA・ZU・NAであってA・ZU・NA回だったわけです。

なぜわざわざこんなことに触れたかというと、私この5話はしずく回が来ると思ってたんです。5話の次回予告がしずくだったので。

OP前に、栞子から演劇部に直接依頼するシーンがあったり、

しずくが侑ちゃんに相談するシーンがあったので、これはしずく回が来るんだろうとおもって私はワクワクしていました。けど実際はしずくの掘り下げはほとんどありませんでした。今回分かったことは座長しずくの妄想力はやはりすごかったということくらいです。あのnmmnSSを侑ちゃんや本人たちの前で話せるようになったのは、1期8話を経てのことだと思うので、そこは成長を感じました。

掘り下げというほどではないと思うんですけど、ランジュが侑ちゃんに愛の説教をしたシーンで、しずくが落ち込んでました。2人に自分の夢を重ねて、何も生み出してないっていうんですけど、いや妄想なんて自分で楽しむもんだしそんなもんじゃない?っていう(笑)。なにかを生み出す必要はない気がします。まあたしかに前夜祭用の演目を考えるっていう意味では、真面目に考えたほうがいいんでしょうけど、しずくが考えた台本がいいのかどうかはせつなが言った通り実際にやってみないとわからないと思います。もしかすると、自分だけ夢中になって周りの人を置いていっている気がしてしまって、過去のトラウマを思い出したのかもしれませんね。

そのあと即興劇があって、それによってA・ZU・NAというユニットが結成されます。しずくがいなければ、このユニットはできていなかったので、しずくはユニット結成のきっかけになったといってもいいと思います。そういう意味で5話の次回予告はしずくが担当したのかもしれません。

そんなわけで私の中では、5話はしずく回の皮をかぶったA・ZU・NA回ということになりました。

 

余談ですけど、この5話をしずく推しがどう思ったのか気になってます。

個人的には大した掘り下げが無くて残念だったんですけど、満足してる人もいたみたいです。1期8話のしずく回であんまり満足できなかった人たち(主にスクスタ勢かな?)は今回「こういうのが見たかったんよ」って言っている人も割といますね。あなしずとか好きなひとはゆうしず多めだったんでうれしかったんじゃないですか。かくいう私もしずくカプはしずかすよりもあなしずとかかなしずとかのほうが好きです。しずくは後輩してる時の方が可愛いと思います。

 

さらに余談。

ここのしずくちゃんの「凛々しいです♡」がえっちだった。

色々妄想してしまった。

 

 

6話「大好きの選択」

せつ菜回であり菜々回でした。個人的にはめちゃめちゃよかったです。キャラクターがたくさん出てきたり、急にキャパオーバーが分かったりして多少ごちゃごちゃ感はありました。けれどむしろそれによって、文化祭やスクールアイドルフェスティバルにむけての高まりを感じてよかったです。これを1話にまとめたアニガサキやっぱすげえなと思いました。

今回、正直内容はある程度予想していました。栞子にせつ菜の正体がバレて、生徒会長とスクールアイドル、2つの大好きの選択を迫られるんだろうなと。結局なんだかんだで両立することにはなるだろうとは思ってましたが、正体を打ち明けるとは思わなかった。。。

 

「始まったのなら貫くのみ、でしょ?」

やはり、個人的に6話で1番激熱だったシーンはここです。

というのも、話がめちゃめちゃ長くなるんですが、5話放送の後しずく氏の構想したあの劇の効果もあってか、せつぽむの人気があがったというか、ツイッターのTLにせつぽむの絵がいっぱい出てくる時がありました。けど私はせつぽむの良さがあんまりわからなかったんです。基本スクスタ脳の私はこの2人そんな絡み合ったか?って思いました。それから5話でしずくがなんでせつぽむの2人を選んだのかもよくわからなかったです。もちろんメタ的な話をしちゃえば、まだユニットに手出してない2人だったし、A・ZU・NAっていうユニットがスクスタの方では完成していたわけなんですが。納得のいく理由が欲しかったんですよね。

なので私はツイッターでせつぽむの良さを聞いてみました。そしたら優しいラブライバーさんが教えてくれたのでお二人の意見をご紹介しておきます。

まず1人目。

・一度は侑ちゃんに対して嫉妬した相手と「あいつが侑のこと好きなのは分かってる」っていう前提で話している。(お互いに侑ちゃんが好き同士のライバルかつ仲間の関係)

・せつ菜のボケと歩夢のツッコミのマッチ

一点目ってようりこっぽい要素ですよね。こういう関係熱くて好きです。少女漫画とかで主人公の女の子をとりあうイケメン2人の友情関係みたいな。ボケツッコミの相性はたしかにいいかもしれない。

 

2人目。

・才能のせつ菜、努力の歩夢という対照性。

・アニガサキでは歩夢がスクールアイドルを始めたきっかけはもとはといえばせつ菜。歩夢がスクールアイドルをやめるかもしれないというときに背中を押したのもせつ菜。

1点目の対照性はたしかにありますね。2人とも王道アイドルですが、せつ菜はあなたを引っ張ってくれるタイプ、歩夢はあなたが引っ張ってあげたくなるタイプですよね。

2点目に関して。思い返せばそうだったなと。けれどよく考えたらせつ菜が歩夢に“与えている”だけで、歩夢はせつ菜になにも与えてないんです。1期3話で一度はスクールアイドルを諦めたせつ菜を助けたのは侑ちゃんでしたし。つまり「せつ菜→歩夢」の関係はあったんですが、「歩夢→せつ菜」はないという一方的な関係だったんです(また矢印図式かよ笑)。

 

そんなタイミングでのこれでした。

「歩夢→菜々(せつ菜)」ですよね。この瞬間、個人的には完全に補完されたというか、最後のピースがはまったというか、そんな感覚がしてめっちゃ気持ちよかったんです。こういった理由で私にとって激アツシーンだったんです。

せつ菜が言った言葉が歩夢を通して菜々に帰ってきてるのも面白いですよね。こう考えると優木せつ菜って最強ですね。

菜々とせつ菜って同一人物なのに、「始まったのなら貫くのみです!」って自分で考えられなかったのかな?ってのはちょっと思った人もいたかもしれません。けど人間、やっぱり切羽詰まってるときは冷静に考えられないし、意外と自分のことって見えてなかったりしますよね。こういう話はQU4RTZのところでもありました。同好会のみんなのおかげで再び前を向けてよかったです。虹ヶ咲っていいな、ラブライブっていいな、青春っぽくていいなと思いました。

 

正体明かした理由

もうちょっとせっちゃんの話をしたいです。

6話初見でよくわからなかったのが、なんでわざわざ正体を明かしたのかってとこです。それを知るためにはなぜいままで正体を隠してきたのかを知る必要があります。私としては、せつ菜が今までスクールアイドルをやっていることを隠してきたのは、生徒会長とスクールアイドルの2つの「大好き」を守りたかったからだと思ってます。生徒会長は菜々さんのやりたいことの1つです。1期で期待されるのは嫌いじゃない的な事言ってたし。けれどスクールアイドルなんていう浮ついたものをしていたら、生徒会長としての仕事を果たせないと思われると考えていたんじゃないでしょうか。親や周りの生徒(生徒会やクラスメイトなど)の期待を裏切りたくなかったんだと思います。責任感の強い子ですもん。

これはスクスタの話ですが、生徒会長をしていればスクールアイドルの活動で帰るのが遅くなっても親に許してもらえる的な事も言ってた気がします。

さいごのビデオメッセージ(?)のシーンでこういってます。

私自身も今回の出来事から、

自分を支えてくれる人たちとのつながりを

再認識することができました。

皆さんの「大好き」な気持ち、その全部が私を助けてくれて

それを感じて感謝するたびに、

もう今の私は「大好き」を隠す必要はないんだって気づくことができました。

正体を明かした理由はこの通りだと思います。文化祭、スクールアイドルフェスティバルの合同開催を成功させたいという、これに関わったすべての人のやりたいという気持ち、「大好き」な気持ちを感じて、自分も「大好き」な気持ちに正直になろうと思ったんだと思います。しかし、ひねくれた考えの私はどうしてもこれだけだと腑に落ちなかったんですよね。それで6話を何度も見ているうちに、栞子にせつ菜の正体がバレるシーンの栞子の言葉が本当に大事だったとわかりました。

私は会長が学園のためにたくさん貢献されてきたことも

せつ菜さんがスクールアイドルとして人気を獲得していることも知っています。

どちらにも適性があって、皆さんを幸せにできている。

その邪魔をする理由などありません。

これって彼女がずっとほしかった言葉だと思います。バレてはいけない人にバレてしまったけど、その人に2つの「大好き」が認められた瞬間でした。

ここの菜々(せつ菜)からは本当に安堵と喜びを感じます。

私はこのシーンが正体を明かす本当のきっかけだと思ってます。

栞子の言葉

文化祭・SIFへの準備で「大好き」に対して正直になってもいいんじゃないかと思う

母親に告白して、スクールアイドルを認めてもらえる。

全校生徒に告白

 

という流れかなと。完璧だ、このアニメ。

 

ユニット回の意味

ここまでアニガサキ2期の2~5話ではユニット回をやってきました。この理由を考えたときに、メタ的に言っちゃうと全員分の個人回を展開できそうになかったっていうのはあると思います。けど私はどうしてもアニメの中で納得いく理由が欲しいんです。

アニメの中での意味としては、やはりランジュとの対比という役割だと思います。ユニットってソロだと結成できないものです。虹ヶ咲は基本ソロで活動しますが、このユニットは同好会だからこそできたものです。完全にソロのランジュにはできないですね。「ランジュ⇔同好会」という対立です。

余談ですけどアニガサキって対比構造とかめちゃめちゃでてきます。因果関係もすごいしっかりしてること多いです。だからセンター現代文に乗せてもいいくらいの、国語アニメなんですよね。受験生時代に現代文の林先生から1番最初に教わったことがあります。それは「文章というのは基本的に、類比・対比・因果という3要素で構成されている。」ということです。この3要素に注目して読むとマジで文章の構成とか筆者の言いたいことが見えてきます。アニガサキはしっかりしたアニメなので、同様に類似・対立・因果なんかに注目してみてみると、製作陣の伝えたい事とか分かってきて面白い気がします。

話を戻します。これまでユニット回はQU4RTZ、DiverDiva、A・ZU・NAって順番でやってきました。それぞれ違うテーマを持ってます。全ユニットがランジュとの対比を表しているんですが、完全にソロのランジュには無いものをそれぞれ表しています。QU4RTZは仲間、DDはライバル。ここはけっこう分かりやすかったと思います。じゃあA・ZU・NAは?って話なんですが、ズバリ「自由」です。5話で何度も出てきたので、思い当たるかとは思います。けど自由ってすごく難しいテーマです。ランジュが自由じゃないのかと言われるとそういうわけでも無いでしょうし。どういう意味での自由なのかって考える必要があります。

例えば虹ヶ咲でのソロアイドルの場合、自分のやりたいこと好きなことを表現するので4th以外は基本的に一貫して自分の“色”に染まった曲でした(ここでの“色”というのはそれぞれの個性、アイデンティティみたいなものだと思っていただければ)。けれどそれは逆に言えば曲のテーマがある程度固定されてしまうということです。ランジュちゃんのEutopiaはたしかにすごいんですけど、独りでやっている限り自分の“色”という枠に囚われ続けます。対してA・ZU・NAは七変化ユニットです。3人の“色”が自由に組み合わさることで、様々な新しい“色”を生み出すことができます。つまりA・ZU・NAのテーマとなった「自由」っていうのは、多様化の可能性という意味での自由だと思います。

これらの対比要素が今後の展開にどうつながっていくの気になりますね。

 

「Infinity! Our wings!!」

さいごに挿入歌について。

この曲、なかなか歌詞が面白いんですよ。まだ正式な歌詞は出てないですけど、YoutubeのMV動画のコメント欄とかに書いてあるので気になった人は見てみてください。

全体的に言っていることとしては、「この世界は無限の可能性に満ち溢れているから、いろいろ考えこんで心を閉ざしてないで、やりたいことはとにかくやってみよう!」って感じです(笑)。本当にざっくりとですが。

歌詞を見ながらこの曲を聞いていて気付いたことがあるんです。この3人って全員ヒロインっぽいっていう共通点はあるんですけど、本当にそれぐらいで、あとはバラバラじゃないですか。けど新しくある共通点に気づきました。それは3人とももともと、自分の「大好き」を隠していたということです。

例えば1期の1話で歩夢はピンクとかかわいいものが好きといっていたんですが、子供っぽいからという理由で諦めていました。スクールアイドルもそうです。せつ菜のライブに感銘を受けてスクールアイドルに興味を持っていましたが、最初は侑ちゃんに隠していました。

しずくは言わずもがなです。1期8話をご覧いただいていれば分かると思います。

歩夢は1期1話、しずくは1期8話、そしてせつ菜はこの2期6話で自分の「大好き」を打ち明けることができました。ようやくA・ZU・NA全員がさらけ出せたわけですね。そんな3人が歌ったからこそ、「Infinity! Our wings!!」の歌詞にすごい説得力が増していると思いました。

 

 

こんな感じで終わろうと思います。

たぶんいないと思うけどここまで読んでくれた方いたらありがとうございます(笑)。書いているうちにどんどん書きたいことが増えてきてなかなかの分量になってしまいました。本当は5話と6話の関連性(主に即興劇と6話のせつぽむ)のことにも触れたかったんですけど、結構長くなってしまったし、なんかもう7話始まりそうなのでここまでにしておきます。

また気が向いたらこっちになんか書こうと思うのでよかったら読んでください。

 

 

余談

綾小路姫乃とかいう女面白すぎる。

 

余談多すぎた。